2007年07月16日(月) |
ワレ、いまメンチ切ったやろ? |
携帯用URL
| |
|
7月15日付個人日記「ゴキブリの悲劇」、食事中でない方はぜひごらんになってください。
なぜ顔を見られるだけでキレる馬鹿が居るのだろうか。それほど見られたくないのか。じろじろ見られるのに堪えられないほど恥ずかしくて情けない顔をしてるのか。昔から今に至るまで、見られるだけでキレる馬鹿というのが常に存在する。そんなに見られたくなかったら身体をベールで隠せ。外に出ないで死ぬまで部屋に引きこもれ。おまえのようなクソ野郎が存在するだけでかえって他の人間は迷惑してるんだ。そんなに見られるのがいやならへび女ゴーゴンにでも弟子入りして、自分を見た人間を石に変える能力でも身につけて来やがれ。そんな馬鹿の起こした事件をアサヒコムの記事から引用する。
傘で目突き刺され、大学生重体 容疑者は逃走 埼玉2007年07月15日19時21分
15日午前5時15分ごろ、埼玉県富士見市西みずほ台1丁目で、東京都練馬区の淑徳大学生橋本拓実さん(19)が男に傘で左目を突かれた。男は刺した後、走って逃げたという。一緒にいた友人の男性が119番通報し、橋本さんは近くの病院に運ばれたが意識不明の重体。県警は傷害の疑いで男の行方を追っている。
東入間署の調べでは、橋本さんは友人と現場付近を歩いていた際、男とすれ違いざまに目が合ったかどうかで口論となった。男は持っていたビニール傘で、橋本さんの左目を突き刺して立ち去ったという。男は身長170センチ前後で、パーマをかけていたという。橋本さんは一緒にいた友人と、その自宅に歩いて向かう途中だったという。
現場は東武東上線みずほ台駅前で、住宅と商店が多い。
関西では
「ワレ、いまメンチ切ったやろ?」(あなたは今私の方をじろじろ見ましたね?)
とドスを効かせた声で自分の方を見た人間に対して因縁を付ける。オレも過去に何度もそういう馬鹿に絡まれたことがある。オレが出かけるときに真っ黒なサングラスを掛けてることが多いのは、そういう連中に絡まれて無用のトラブルを起こしたくないからである。絡まれれば当然何らかの対処をしないといけない。もっともそんな目に遭ったのはまだオレが睾丸、いや紅顔の美少年だったかなり過去のことであり、その頃のオレは逃げ足には自信があったからいきなり全力疾走で走って逃げた。どうせそんな馬鹿どもはタバコやシンナーをやってるから追いかけてくるような体力はなく、必ず逃げ切れたのである。今やふてぶてしい厚顔の中年のオッサンになったが、オレのような見るからにヤバそうな風体の人間はどちらかというと因縁を付ける側と周囲から思われてるのかも知れない。
関東では「メンチを切る」という言葉は通じない。オレも関東の人間ではないのでよくわからないのだが、そういうときは「ガンを付ける」というらしい。この場合の「ガン」というのは「癌」のことではなくて「眼」のことである。するとこのような言い回しになるのだろうか。
「きみ、いまぼくにガン付けただろ?」
なんだか吹き出してしまいそうである。少なくともそういう言い方で因縁を付けられたらオレはおかしさに爆笑するだろう。本当はどんな言い方をするのか、関西人のオレにぜひ東京のツッパリの方々が教えてくださるとありがたい。
ここでさっそく読者の方から情報をいただいた。今から30年前の東京の下町のツッパリどもは「てめぇ、なにガンつけてんだ?」もしくは「いま、ガンたれただろ、あぁん?」で、間をおかずに殴りかかってきたらしい。「ガンたれる」という表現には驚いた次第である。
もしもそう言われたらオレは
「なんや? なんかオレに文句あるんかワレ。舐めとんかコラ!」
と応えるかも知れない。その次の言葉はない。関西ではその後にはもう手が出ているからだ。この場合の先制攻撃としてよく用いられるのは「パチキ」という頭突きである。井筒監督の映画「パッチギ!」で話題になったが「パッチギ=パチキ」である。この不意打ちのパチキは相手の顔面に不意打ちの打撃を与えることで歯を折ったり鼻骨を骨折させて鼻血を出させたりする非常に危険な攻撃である。しかし相手の歯が食い込んでこちらも頭に裂傷を負うこともある。ある意味これは捨て身の攻撃なのだ。
報道された事件だが、すれ違いざまに目があったかどうかで口論になるなんて常軌を逸している。そんなときに自分の身を守るためにはどうすればいいのか。やはり走って逃げるのがもっとも有効な戦術なのだろうか。相手がビニール傘を持っていたとしても、それが凶器になるなんて普通は考えないだろう。傘の先っちょの金属の部分が顔面、それも目に突き刺さったのは狙った攻撃ではなくて不幸な偶然に近いだろう。それでも「傘を凶器として使用した」「それが目に刺さった」という事実はもう確定してるわけで、この男は傷害罪で逮捕されなければならないわけだ。
意識不明の重体と言うことからその傘に刺された傷は脳にまで達していることが予想される。傷害罪の法定刑は「15年以下の懲役又は50万円以下の罰金」となっている。こんなヤツにこそ最高刑の15年を与えるべきなんだろうが、オレがもしも目を刺された被害者の立場ならこう答えるだろう。「懲役なんかなしでいいから代わりにそいつの両目をつぶしてくれ」と。目があっただけでこんな理不尽な目に遭わされるとはたまらないからだ。
現場はただの住宅街であり犯人の男もおそらくはその周辺に居住していると思われる。一刻も早くこの傘を振り回す馬鹿を検挙してもらいたい。そしてどんな罰を与えるかは被害に遭った方の意志を最大限尊重してもらいたいのである。それにしても物騒な世の中だぜ。そういえば昔、信号で並んで停まったときに隣のクルマのドライバーの方をちらりと見たら、それだけで強引に前に割り込んで急停止され因縁をつけられそうになったことがある。そいつは麻薬中毒なのかあきらかに目がイッていた。オレはクルマから降りてきたその馬鹿に向かってひき殺さんばかりに急発進して、相手が飛びのいたすきにアクセルを踏み込んで前をふさいで停まったクルマの脇をすり抜けて急加速し、そのまま一気に逃げ切ったことがあった。相手はベンツに乗っていたがどこかのチンピラやくざだったのだろう。そんな迷惑なヤツは頼むから100回死んでくれ。
←4位に前進、応援感謝です! m(_ _)m