江草 乗の言いたい放題
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2007年03月25日(日) 毒を平気で喰わせる連中        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレの罵倒満載の日記で疲れた方に癒しのブログを一つ紹介します。オレの古くからの友人の書いてるイチロの喫茶店というブログです。コメント欄にはときどきオレも書きこんでます。お勧めリンクにも前から入れてますけど。

 以前に韓国で、生ゴミを原料にしたギョウザが作られていて、「日本への輸出向けだから問題ない」などとふざけた言い訳をしたクソ野郎がいたが、自分が食べない物ならどんなものでも平気という信じられない連中がこの世にはいるのである。そのために病気になったり死んだりしても、相手が日本人なら裁判を起こすなりして賠償を求める方法があるが、中国や韓国が相手だとまともな裁判も期待できない。オレが食糧自給率を高めることを主張するのはそういう理由からである。BSEの危険がある牛肉を平気で輸出してくるアメリカもおそらく、日本でどんな問題が起きても責任を取ることはないだろう。日本人には毒でも喰わせておけという感覚だろうか。しかしこの問題にはオレもあきれてしまった。まさか最初から毒物と分かってるものを食品として売るなんて。以下の文章は日経ビジネスオンライン(NBOnline)からの引用である。日経ビジネスオンラインはなかなか興味深い記事が多いので、会員登録しての購読をぜひおすすめしたい。

中国で「ニセモノの塩」が氾濫 長期間摂取で中毒 懸念される健康被害に打つ手なし
2007年3月23日 金曜日 北村 豊
昨年来、広東省では低価格の偽物の食塩(以下「偽塩」)が食品市場に氾濫している。食塩を扱う商店の90%以上で偽塩を販売しており、本物の食塩を買い求めるのが難しい状況にある。広州市の新聞「新快報」によれば、2007年2月10日から同紙の記者が広州市の6つの区に10カ所ある食料品市場で食塩を扱う商店90軒を調査したところ、この内82軒が偽塩を販売していたと言う。
 広東省政府は2007年1月1日から、省内各地で販売される小口包装(プラスチック袋)の食塩にはコード番号を記載した偽物防止ステッカーを張り付けることを義務づけている。「ステッカーが無いもの、ステッカーはあっても関係当局でコード番号が登録されていないと確認されたものは偽塩である」と注意を呼びかけている。それでも、偽塩の氾濫は一向に収まる気配がない。
 「食塩にまで偽物があるのか」と思われるかもしれないが、偽塩の正体は製塩工場の廃液からつくった不純な塩や、通常「工業塩」と呼ばれる化学工業原料の「亜硝酸塩」である。
<「ニセの塩」長期間摂取すると中毒に>
 亜硝酸塩は、白色不透明な結晶体で食塩に酷似し、水に溶けやすく、0.2〜0.3グラムの摂取で中毒を起こし、3グラムで死に至る。偽塩は生産過程が不衛生で重金属などの有毒な化学物質が含まれていることもあり、これを長期間にわたって摂取すると慢性中毒をもたらし、甚だしい場合は癌になる可能性が高い。
 2005年に中国塩業総公司の総経理が語ったところでは、中国の塩の生産量は世界第2位で世界全体の生産量の18%を占め、2004年の塩の生産量は4300万トン、その内訳は海塩が約60%、岩塩が約30%、湖塩が約10%であるという。その世界第2位の塩生産国で「偽塩」が市場に流通する理由は、ひとえにその価格にあり、金儲け以外の何物でもない。
 中国における食塩の市場卸売価格は1トン当たり2000元(約3万2000円)程だが、亜硝酸塩の工場出荷価格は230元(約3700円)であり、約9倍の価格差があり、亜硝酸塩を食塩と偽って販売すれば、ぼろ儲けが可能となる。金が稼げるなら、他人が中毒になろうが、癌になろうが、気にしない。社会主義市場経済の中国では、拝金主義の権化みたいな輩が跋扈している。このような人命に関わる健康被害をものともせず、偽塩を販売するような連中は「下の下」の悪党に過ぎない。こうした連中が販売する偽塩が市場の90%を占めるとなると由々しく事態と言わざるを得ない。
<食塩にヨードを添加することが義務>
 岩塩にはヨードが含まれていないことから、世界的に海の無い内陸地域では「ヨード欠乏症」が発生している。中国では多くの地域で水や土壌にヨードが含まれておらず、全国的に「ヨード欠乏症」の患者が大量に発生していた。ヨードが欠乏すると、子供は脳の発達が阻害され、成人は甲状腺機能低下による甲状腺腫(甲状腺が腫れ上がる病気)を呈する。中国では1996年に「食塩にヨードを添加する法律」が施行され、食塩にヨードを添加することが義務づけられた。
 このため、中国で市販されている食塩の包装には「」(ヨード塩)と明記されている。だが、偽塩にはヨードは含まれておらず、長期間にわたって偽塩を摂取すればヨード欠乏症に罹る可能性も極めて高い。
 2006年10月、貴州省余慶県龍渓鎮の診療所に急病の子供3人が担ぎ込まれた。その内の1人は人事不省で危篤状態にあったが、その後も急病患者は増え続け、1時間の間に50人以上に達した。急を聞いて駆けつけた余慶県人民医院の王華平副院長は、患者の病状に軽重はあるものの、症状が類似していることから、亜硝酸塩中毒によるものと判断した。最終的に患者17人が亜硝酸塩中毒と判定され、症状の重かった子供は懸命の救命治療のかいもなく死亡したが、残りの16人は命に別状なく回復することができた。
 その後の調査によれば、急病患者のほとんどが3時間前に何軒かのビーフン(米粉)店でビーフンを食べていたことが判明した。そこで、患者の食べたビーフンと嘔吐物を検査したところ、1軒のビーフン店はビーフンから、また他3軒のビーフン店はお茶の中から、それぞれ亜硝酸塩が検出された。(註:この地方ではお茶に塩を入れて飲む習慣がある)
 この事件を重視した塩管理部門並びに公安警察は、これらビーフン店の食塩購入先から遡って調査を行い、遂に「工業塩」を「食塩」と偽って販売した卸元である曹敏を逮捕した。曹敏を追及した結果、曹敏は四川省の「天渠塩化有限公司」から亜硝酸塩を購入したことを自供したので、捜査員は速やかに天渠塩化有限公司へ出向いて調査を行い、以下の事実を確認した。
 曹敏は重慶市に実在する「高盛化工有限公司」向けと偽って247トンの亜硝酸塩を買い付けた。曹敏は買い付けた亜硝酸塩を、皮革工場向けに60トン、食品工場向けに130トン、残り(57トン)を食塩の小売市場へ販売した。曹敏が「天渠塩化有限公司」と契約した数量は5000トンであり、もし犯罪の摘発が遅れていたら、亜硝酸塩は継続的に販売され、被害はもっと大きくなっていた。曹敏の「天渠塩化有限公司」からの買い入れ価格は1トン当たり230元、これに重慶市までの輸送費を加えた原価の合計は320元で、これを客先ごとに異なる価格で販売しており、最高価格は1トン当たり1400元であった。


 食塩なんて安いモノじゃないかと思うのだが、その食塩(塩化ナトリウム)の代わりにさらに安い亜硝酸塩(亜硝酸ナトリウムか?)を使った偽塩が大量に出回っていたということなのだ。亜硝酸ナトリウムは食塩よりもさらに価格が9分の1程度の安さで、工業用原料ということになっている。この亜硝酸ナトリウムとアミン類を一緒に食べると、ニトロソアミンという強力な発ガン性を持つ物質が胃の中で作られる。確実にガンになって死ぬわけである。なんと怖ろしいことだろうか。遅効性の毒だからすぐに被害が発生するわけではないが、それにしてもなんてひどいことをするのかとオレはあきれる。オレがいつも主張する「民度が低い」というのはこういうことなのだ。それによって人が死ぬようなことでも平気でやれるような国民性に対してオレは「民度が低い」と言ってるのだ。

 オレの周囲には「中国からの輸入品は絶対に食べない」と主張する方が多い。残留農薬にしても時々基準値を超えたものが発見される。できることなら国内ですべて自給できることが望ましい。しかし国民がコメをどんどん喰わなくなってしまった今、食糧自給率を上昇させるのはほとんど絶望的だ。それならせめてまともな国から輸入して欲しいのである。毒を平気で喰わせるようなことのない国という意味だ。少なくとも中国はそれには該当しない。ペットフードの問題にしてもそうだ。

アメリカで、多くの飼い犬や飼い猫が死亡したために六千万缶以上の大規模なリコールが行われたメニュー・フーズ社製のペットフードに使われていたのは、中国から輸入した小麦粉だったじゃないか。その中になんらかの理由でネズミ駆除用の毒物が混入したことでこの前代未聞の悲劇が発生したわけだ。ペットフード用の小麦粉だけが危険ということはないだろう。人間の食べる小麦粉にも同様の毒物が混入している可能性はある。また、今回の事件でアメリカが中国産小麦の輸入差し止めを行った場合、行き場を失った毒入り小麦粉が大量に日本に持ち込まれる可能性があるんだ。そんな大変な事態なのにマスコミが一向に報道しないのは何事だ。

 イギリスではBSE問題のためにヨーロッパで使用禁止となった肉骨粉を、一時期日本向けとして輸出していた。これなどは東洋人への差別意識の表れだ。「おまえらジャップは毒でも喰え!」と思ってるクソ野郎がたくさんいたということである。この件に関してはオレは未だに釈然としない。ヨーロッパの狂牛病騒ぎを日本の厚生省の連中は知っていたはずである。それなのに輸入差し止めをしなかった(というか、農林水産省にその情報を渡さなかった)ために、日本にまでBSEは広がってしまったのである。オレはつくづくあきれてしまうのである。

 食の安全を守るには自分たちで防衛するしかない。輸入品の牛肉が信頼できなくなれば、たとえ高価であっても信頼できる和牛肉を買い求めるしかない。そして最後はコメに戻ってくるしかない。日本で唯一(と書いてしまうと言い過ぎで、おそらく他にもあるとは思うが)自給できる食品、それがコメである。

 他人に平気で毒を喰わせる連中が棲息するお隣の国の、現状を変えることはオレたち日本人には無理だ。とことん腐っているわけである。だったら防衛策というのは「買わない」ことに尽きる。これからスーパーで商品を手に取ったら必ず原産国を確認することになるだろう。面倒だが自分の命を守るためには仕方がない。こんな非常事態にももしかしたら中国産を日本産と偽って売ろうとする卑怯なヤツが出現するかも知れない。さっさと死刑にしてくれ。罪状は殺人未遂罪だ。現状ではまだ死んだ原因が特定されていないだけだ。

 この日記をリンクして紹介してくださる場合、リンク先は日記のTOPページではなくhttp://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20070325(この日のURL)にお願い申し上げます。また、中国の環境汚染を取り上げた動画もあります。ぜひごらんになってください。このまま環境汚染が深刻化すれば、これは地球全体にとって大変な問題となってくるでしょう。世界中に呼びかけて、この環境破壊を食い止めないといけません。民度の低い連中には自浄能力などありませんから。


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