2007年03月15日(木) |
ゼニをごまかす人たち |
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本来光熱水費は国費で負担されているはずの議員会館での不可解な年間500万円超の支出が数年間続いたことが叩かれてる松岡利勝農相だが、オレはこの「利勝」という名前が気になって仕方がない。名は体を現すという。日本全国の同じ「利勝」という名前をお持ち方には誠に申し訳ないたとえなんだが、「利勝」というのを「利益優先の本音が常に理性に打ち勝つ」という意味なのだと読めば、今回のどう言い訳してもますますボロが出る事態もまた納得がいくのである。1本5000円の水が本当にあるのだろうか。民主党の議員たちは部屋まで覗きに行ったそうである。そこには浄水器も何もなかったそうだが。それにしても議員どもというのはどうしてこんなにせこいゼニのごまかし方をするのか。金持ちなら金持ちらしい気前のよい使い方があるだろう。500万ぽっちのぜにをごまかすことが必要なほどてめえら議員はゼニに困ってるのかとオレは言いたいのである。やい、本当のところはどうなんだ。
政治にはゼニが掛かる。どうしてゼニが掛かるのかオレは政治家ではないのでよくわからないのだが、とにかく組織を維持するためにはかなりのゼニが掛かるらしい。要するにその組織なんてものも人と人の信頼の結びつきなんてものではなくて、ゼニによって利益誘導されたクソ野郎どもの烏合の衆だからゼニが大切なんだということはよくわかるのだが。オレの住む田舎町の選挙でさえもかなりのゼニが掛かるらしい。そういうわけで政治家はそのゼニを何とか工面しようとしてゼネコンと結びついて談合システムを構築したり、地方公務員の採用に関与したりするのである。
その巨額のゼニを簡単に調達するために国会議員どもはなんと税金から自分たちの選挙資金を出させる仕組みを作った。政党助成金というヤツである。オレは今でもこの仕組みは明白な憲法違反であると思っている。この政党助成金を受けられるのは既存政党だけである。選挙というのは平等であり公平でないといけないのに、現職にしか政党助成金が支給されないということで現職議員の方が資金的に有利な立場に立てるのである。そんな理不尽なことが許されるのか。
オレがもしも総理大臣になればまずこの政党助成金を廃止させる。自分の選挙のゼニは株式投資で自分で作ってみせる。ついでに派閥を率いるくらいのゼニも投資で作ってみせる。とまあ投資の目的はどんどんと広がってしまうのだが、オレが言いたいのは「自分の使うゼニくらい自分で用意しろ」ということなのだ。そんなものまで他人の財布をあてにするな。国民の税金にたかるなとオレは言いたいのである。
いつから国会議員という人種はこんな恥知らずに成り下がってしまったのか。罪を犯せば腹を切るくらいの気概が欲しいのである。国会議員どもには本当に詰め腹を切らせて欲しいのである。こいつらの責任の取り方はやはり「切腹」にして欲しいぜ。それが古式ゆかしき日本の伝統である。不祥事を起こした議員は作法に則って切腹だ。公儀介錯人、拝一刀もこれから養成しないといけないが、剣道の達人の中には首をすぱりと斬り落とせる人くらいいるだろう。そこまでの覚悟がないと国会議員がやれないなんてことになれば、国会に巣喰うイカサマ野郎どもはみんな辞職するに決まってる。
少なくとも国会議員は国家の選良でなくてはならない。ところがどう見ても選挙によってよりバカなヤツや倫理観のないヤツを選んでいるとしか思えないのだ。となると選良ではなくて選悪ということになってしまう。そんなヤツらを排除するためにはやはり武士道精神を注入するしかない。そして国会議員のスタイルも変えろ。スーツにネクタイなんかやめてしまえ。どうして日本人が国会で毛唐のスタイルを真似ないといけないんだ。日本人なら日本人の正装があるだろう。時代劇で将軍様の前に平伏する家臣たちのスタイルを想像してみるといい。日本の国会はあれでないとダメだ。そして汚職議員には総理が切腹を申しつけるというふうにしてくれ。
もしも汚職議員ばかりだったらとすれば、大勢の議員が次々と切腹させられるのである。これは大変なイベントである。世界に報道するべきだろう。「ハラキリ・ショー」とか名付けて放映すればいいのである。いやはや悪人どもが一気に粛清されるなら痛快なことだぜ。
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