2007年03月07日(水) |
山にペンキを塗る人たち |
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中国の人のやることはむちゃくちゃである。以前にはげ山を緑化するのに緑のペンキを山肌に塗ったという馬鹿な事件が報道されたが、緑の次は赤である。こういう報道を聞くとあきれるを通り越して怖くなる。こういうことに平気な国民性というものがこれから世界にどんな迷惑を掛けるかである。人工衛星をミサイルで破壊する実験を嬉々として行い、宇宙空間に無数の破片をまき散らした中国政府の暴挙には驚いたが、この隣国の人民は上から下までこの程度なのかと思ってしまうぜ。
「ペンキではげ山緑化」に続き、「風水で真っ赤な山」が出現!―雲南省昆明市
3月6日9時56分配信 Record China
2007年3月5日、雲南省昆明市に「緑のはげ山」に続いて、「真っ赤なはげ山」も出現。山の近くに別荘を持つ商売人が、風水効果をアップさせるため、山にペンキを塗り続けているという。環境破壊を恐れる村民たちは、現在対策を検討中とのことだ。
2007年3月5日、雲南省昆明市のメディアが、「風水効果をあげるため、真っ赤なペンキで塗られた山がある」と報道した。2月20日、レコードチャイナは「ペンキではげ山を緑化した」というニュースを発信したが、この真っ赤な山の出現も、また同じ「富民県」で起こったことだ。
この真っ赤な山は、富民県政府から3.4km離れた大西村の近くにある。絶壁に囲まれた山肌は真っ赤なペンキで塗られ、とても目立っている。近くに住む村民に話を聞いたところ、この山が赤く塗られるようになって、もう数年が経つとのことだった。そしてその村民は、赤い色を維持する為に、毎年定期的にペンキが塗り直されていることも明かした。詳しく尋ねたところ、ペンキ塗りをしているのは県政府近くに住むある商売人で、山の前に別荘を持つその人物が、風水効果をアップさせるために始めた行為だ、と理由を説明してくれた。その話を聞いた後、早速その人物の家を訪ねてみたが、本人の姿は無く取材は実現しなかった。現在、この真っ赤な山の存在を知った村民たちは、ペンキによる環境破壊を恐れて、対策を検討中とのことだ。(編集・饒波貴子)
この愚挙の行動原理になってるのが「風水」という概念なんだが、オレにいわせれば馬鹿のやる行為に理由は無用だ。世の中にはオレたちの想像を超えた馬鹿が居て、同じ社会に暮らしていても馬鹿の価値観は我々と相容れることはないとオレは常々思ってるのだが、それにしてもこの真っ赤な山肌は何だ。
オレはやはり中国のニュース写真で、枯れ草色になってしまった芝生の上から緑色の塗料を撒いて「緑化」を行ってるのを見たことがある。明らかに自然の色とは違うのに、それで平気な人が多いということである。
今、中国ではあちことで公害問題が発生している。工場が廃液をそのまま川に流して魚が大量死したり、大気汚染がかなり激しかったりというふうに高度成長の頃の日本と良く似ている。しかし、もっと深刻なのはかの国の民度の低さである。ルールをきっちり守って公正なスタンスでやろうという価値観が育たないまま、ゼニ儲けのことしか考えてない連中が一挙に増殖してきたのである。公害がひどくなってから対策を立ててももう手遅れなんだが。
大気汚染といえば、中国から日本には毎年大量の黄砂と窃盗団が飛んでくる。窃盗団の連中はマンホールや公園にある車止めの柵までも盗む。誰も見ていないからだ。黄砂は洗車してピカピカにしたオレのクルマを汚す。実に迷惑極まりないのである。工場の煤煙によって汚染された空気は偏西風で日本本土を直撃し、酸性雨は森林を破壊し続ける。それを考えると、赤や青に塗る程度のことなどまだまだかわいいモンだと思えてしまうぜ。
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