2007年01月23日(火) |
中国は今でもひどい国です。 |
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政府高官が15歳の少女を輪姦して殺しても、警察に賄賂を払えばお咎めなしということがもしもこの現代にあるならとんでもないことである。これが例えば数百年も前の、およそ人権意識もない時代で領主様の意向に誰も逆らえないような封建的な世の中ならそんなひどいこともあっただろうかと思うのだ。そのとんでもないことがどうも中国ではありそうなのである。このニュースを聞いてオレはそう感じた。
中国四川省:ホテル女性従業員惨殺事件、群衆1万人が警察と衝突
【大紀元日本1月18日】中国四川省大竹県の莱仕徳(ライシーダ)ビジネスホテル(NEST BUSINESS HOTEL)に勤務していた十代の女性接待係が暴行を受け惨殺された事件で、ホテルと地元行政・警察との癒着関係に憤りを募らせた民衆がホテル側に対して犯人の追求を迫った。それに対して、当局は武装警察を大量に出動させ、民衆と衝突した。怒りに燃えた民衆はホテルを放火するものも出て、負傷者が多く出ているとみられる。情報筋によると、同ホテルが開業して半年も経たない内に、これまでに少女2人が同様の暴行事件で殺され、今回が3人目の犠牲者であるという。
四川省の地元ネットサイトの掲示板情報によると、莱仕徳ホテルは半年前に開業した四ツ星のビジネスホテルで、被害者・楊莉さん(当時15歳)は昨年10月から同ホテルで接待係として勤め始めた167センチの奇麗な少女だという。
情報筋によると、被害者は昨年12月31日に、政府高官3人を接待したのち、下半身が大量出血し、死亡時には、ひどく殴打されたことで歯は数本も折れ、舌は噛み千切られ、乳首は切断され、下半身は爛れていたという。ネットサイトの情報によると、被害者は県病院へ運ばれたが、その病院は封鎖されたという。一方、ホテル側は少女はアルコール中毒で死亡したとし、外部に対して明確な発表はない。
これに対して、被害者側家族とそれに同情した民衆が、ホテル側に対して犯人を追求し続け半月が経っても何の回答も得られなかったという。ホテル前には数千人に上る民衆が12日から連日集結していた。ホテル側はことを大きくしないように、50万元(約770万円)で和解しようと試みたが、被害者側の家族に拒否された。
16日、ホテルのまわりについに1万人以上の民衆が集まった。当局は大量の武装警察と部隊を出動させ、高圧放水によって群集を追い散らした。17日、現場を見学に来た数百人の学生は警察に暴力をふるわれ、多くの学生が負傷した。怒りが爆発した学生たちがホテルに入り、ものを壊し始め放火したという。当時、現場に集まった民衆は5〜6万人もいたという。情報筋によると、現在、公安局や警察は大竹県へ集合した学生らを制圧しており、多くの学生が連行されたという。
同ホテルの従業員(自称)の話によると、これまでにすでに2人の少女が死亡し、関係者は口を封じられ、ホテル側は2人の少女の指に注射の痕を作り、2人ともに自分で薬物注射して死亡したと対外的に言いふらしたことを明らかにした。さらに、秘密を知ってしまったホテル側の警備は、殺害され口止めされたという。
情報筋によると、同ホテル経営者は大竹県西城派出所の徐大強・所長であり、地元行政府高官や警察当局と癒着関係にあるという。
この事件の模様を伝える動画(←クリックすると音が出るので注意)もある。
派出所の所長というのはどんな身分なんだろうか。そいつがホテルを経営していて、政府高官や警察当局と癒着しているという。そのホテルでは公然と売春などの営業が行われてるのだろうか。中国では管理売春の罰は死刑に相当するが、中国には1000万人の売春婦がいるという。実際にその罪に問われるのは、きちっと警察に上納金を払わなかった一部の業者であり、死刑は見せしめ的な要素があるそうだ。「ちゃんと払うべきゼニを払えばこうはならない」という宣伝なんだとか。
オレも実際に現地で自分の目で確かめたわけではなくて、ネットで読んださまざまな情報から断片的な知識を得ているだけなんだが、もしもそれが本当ならなんてモラルのない国なんだとあきれる。そんなひどい国がオリンピックをやろうとしているのだ。大いに賛成である。そのむちゃくちゃな部分を世界に暴露して恥をかいてもらおうじゃないか。少なくともこの報道にあるような事件が起きている国家をオレはまともな国だとは思わない。日本でも腐敗した警察官や政府高官はいるが、ここまでひどい犯罪行為を堂々ともみ消す悪党はいない。もちろん日本にも変態の政治家はいるが、北朝鮮に出かけてむこうの悪徳政治家と親交を深める程度のことしか出来ない小物である。
ニュースの中のこの記述「政府高官3人を接待したのち、下半身が大量出血し、死亡時には、ひどく殴打されたことで歯は数本も折れ、舌は噛み千切られ、乳首は切断され、下半身は爛れていたという。」を読めば明らかにその少女が激しい暴行と輪姦の末に虐殺されたことがわかる。それがホテルの中で行われた以上、その政府高官かホテル関係者が犯人であるとしか考えられない。ホテル側が和解金として示した50万元(約770万円)という金額がむこうではどの程度の価値になるのか、単純に日本円換算で比較は出来ないがかなりの大金であると想像できる。目的はもちろん口封じである。
それを遺族は一切拒否して、事件の解明を望んでいるのである。親にしてみれば娘の無念を晴らしたい一心だろう。また、このような悪徳が放置されてることに対して住民が怒るのは当然だ。市民を犯罪から守るのではなくて政府高官や金持ち連中の便利屋としてしか働かない警察をオレは思い浮かべてしまう。少なくともこのホテルの経営者である徐大強・所長は事実関係について何かを知ってるのだろう。
国民はそこそこ豊かになったが、モラルなんてどこにもない悪徳天国のあの国で、オリンピックの開催が目前に迫っている。いったいどんな混乱が起きるのか、オレはかなり不安視している。そんな国に果たしてオリンピックをやる資格があるのかと。
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