2006年10月12日(木) |
今シーズンのプロ野球は終わりました |
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私が勝手に目標にしている「きっこの日記」が出版化されました。私も注文しました(^o^)
中日ドラゴンズの優勝が決まったその日、オレはスカパーの「プロ野球セット」(月3200円)の解約をネットで手続きした。来春までオレは野球中継を見ることはないだろう。パリーグプレーオフ、なんだそれ? 日本シリーズ?そんなものどこでやるんだ。どうでもいいだろう。オレにとって今一番大切なのは日経平均株価がどう動くかであり、オレが投資してる個別の株がどうなるかということだ。
さて、セリーグが面白くなくなったのはなぜか。それは巨人が弱すぎるせいだとオレは思っている。どうして巨人はこんなに弱くなってしまったのか。2年連続のBクラスで、横浜や広島というゼニが無くてろくに補強も出来ない球団のお仲間なのである。もしも今季の4番を守ったイ・スンヨプが居なかったとしたら巨人は間違いなく最下位に沈んでいただろう。なぜそんなひどいことになってしまったんだ。オレはそれが信じられないのである。
巨人ファンは薄情だ。例えば5回を過ぎて3−0で巨人がリードされていたとする。その時点で「今日は負けだ」と帰り支度をするのが巨人ファンなのである。9−0でリードされた9回裏2アウトでも奇跡の逆転を信じて必死で応援する馬鹿、いや阪神ファンとは全く違う。その理由は単純明快だ。阪神ファンが野球を楽しむのに対して、巨人ファンは巨人軍の勝利を見に来るのである。勝てない巨人が観客動員を減らして視聴率が下がるのも、阪神がいかなる順位であっても甲子園が満員になるのも、すべてそれで説明がつくはずだ。
その2大人気球団がプロ野球を引っ張ってきたのである。阪神と巨人の優勝争いがないとちっとも盛り上がらないのが日本のプロ野球なのである。しかし、巨人が崩壊した今、阪神のライバルとなる球団がない。この際中日をパリーグにトレードして代わりに日ハムをもらってきて・・・というのも悪くないかも知れないが、新庄がいない来季に果たして日ハムが客を呼べるかというと疑問符が付く。パリーグの数少ない客を呼べる選手であった松坂大輔はポスティングで大リーグに行ってしまう。甲子園を湧かせた駒大苫小牧の田中はよりによって最弱かつ最不人気の楽天への入団が決まる。ハンカチ王子、早実の斎藤は残念ながらプロ野球には来ない。もしも斎藤が4年後に巨人入りすればその時は観客動員に貢献するかも知れないが、そのときはすでに巨人軍が跡形もなく崩壊し尽くしてるかも知れないのである。ドームには閑古鳥が鳴き、巨人戦のテレビ中継はなくなり、広告主もなくなって白い看板の下で野球をやってるかも知れないのである。
広島カープは主力選手を次々に阪神に引き抜かれるまるで阪神2軍の様相を長年続けてきたが、今度はエースの黒田を阪神に引き抜かれそうな気配である。さすがに阪神ファンのオレもそれはやめて欲しいのである。広島がかわいそうというより、そこまでやるとなんだか卑怯すぎるような気がするのだ。そんなにチーム間の実力差のついたプロ野球なんてもう面白くないだろう。
今年で5年契約を終える阪神の片岡篤史がついに引退だという。FAで阪神に来て一度でも働いたことがあったのか。少なくともオレの記憶の中にあるのは3振する姿だけだ。こんな意味のないFA制度ははっきり言って廃止するべきだとオレは思う。多くのFA選手の中で働いたといえるのは金本、工藤くらいだろうか。そういう意味では阪神はFAの恩恵を得てるわけだが、山沖の例もあるし球界全体で見ればどちらかというとマイナスだろう。中日の川崎という例もあるなあ。
プレーオフ第二ステージ第一戦でダルビッシュが完投勝利したらしい。タバコとパチンコはもう止めたのだろうか?
藤川球児の涙から一ヶ月、奇跡の終盤追い込みを見せたタイガースのおかげで少しだけ最後に盛り上がった2006年のプロ野球ペナントレースもついに終わった。来季からはセパ両リーグでそれぞれプレーオフが行われるわけで、中日は現行システムに於ける最後の優勝チームとなるわけだ。さまざまなファンの思いを乗せてプロ野球はこれからどこに行くのだろうか。そして阪神タイガースは来季、プレーオフを制して日本一を目指すことができるのだろうか。えっ、どうしていきなり来季なのかって? オレにとって野球シーズンというのは阪神が優勝するかしないかが決まるまでなんだよ。
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