2006年07月18日(火) |
当て逃げ野郎、おまえを許さない! |
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はじめてこちらの日記においでになった方は江草乗の簡単な経歴「うれひの年譜」からごらんになってください。
買い物をして駐車場に駐めたクルマのところに戻ってきたとき、オレはなんだか愛車FTOの左の前部にいつもと違うような光の反射を感じたのである。よく見ると、いやよく見ないでも一目瞭然だったのだが、バンパーが無惨にへこみ、左前のフェンダーの一部も変形していた。なんということだ。水平な傷が2本ついていたので、おそらくその位置にバンパーがあるようなワンボックスカーあたりが方向転換のためにバックしたときに接触したものと思われるが、少なくともオレがクルマの所に戻ったときはその馬鹿の影も形もなく、どこの誰がこんなヘマをしたのか、全くわからないのであった。オレは激しく脱力した。なんてことだ・・・
もしもその当て逃げがオレの目の前で行われていて、加害者がすぐに逃亡しようとしたらオレは絶対に許さないだろう。すぐにクルマを発進させて逃げる相手を全力で追いかけ、クラクションを鳴らしながら激しく威嚇し、相手がびびって小便をちびるくらいの恐怖を与えてやるに決まってる。しかし、相手はいないのだ。オレのクルマにこんな無惨なへこみを作った馬鹿は、どこかに去ってしまってるのだ。なんということだ。
オレはあきらめて、日頃お世話になっている自動車修理工場に電話を入れた。その日のうちにFTOを持ち込み、代車のダイハツ・ミラに乗り換えた。へこんだままのクルマになんか乗りたくなかったからである。ただ、そこでオレはさらにショックを受けることとなる。オレはいちおう車両保険に入ってるのだが、今回のように相手の分からない当て逃げの場合、オレの加入している車両保険のエコノミーAというのは使えないというのだ。なんということだ。少なくとも相手がちゃんと判明して、事故の届けがなされていないとダメだという。つまり、すべて自費で直さないといけないのである。オレはさらに落ち込んだ。修理費はどんなに安く見積もっても5万は下らないだろう。
もともと不要だったゼニがそうして修理に使われるのである。すべてその当て逃げ野郎のせいである。運転のへたくそな馬鹿のせいで、オレのように社会に貢献しているまっとうな市民の貴重なゼニが無駄に費やされるのである。こんな理不尽なことがあるだろうか。
オレは駐車場に駐めるときの原則を思い出した。これは昔オレが理不尽な車上荒らしに遭ったときに心に決めたことである。それから長い時間が経って、自分の方もきっと甘えが発生していたのだろう。世の中には犯罪者や馬鹿がうじゃうじゃいるわけだから、自分で自分の財産は守らないといけないのだ。クルマを駐めるときはできるだけ立体駐車場を利用する。どうしても平面駐車場に入れるときは、前後左右に高級車が駐まっているスペースを狙う。あるいは一方が壁になっていたりして、他のクルマに接触されにくいところを選ぶ。ファミレスに入るときはできるだけ窓から自分のクルマを確認できる位置に座る。交通整理のガードマンがいるような駐車場を選ぶ。傷ついたりへこんだりしてる見るからに運転のへたくそそうなクルマの隣には置かない。そうした原則を新たにして、こんな悲しい出来事を二度と体験しないで済むように用心しようと思ったのである。
それにしても腹が立つのはこの当て逃げ野郎だ。どうして逃げるんだ。オレの真っ赤なFTOを見てびびったのか。ヤバイと思って逃げたのか。もしもオレがヤクザや凶悪な犯罪者なら逃げた方がいいかも知れないが、この日記をごらんになればわかるようにオレは律儀に納税する善良な市民である。露鵬のように張り手で解決するのではなくてちゃんと物事を話し合いで解決する温厚な人柄なのだ。それなのに当て逃げしやがって。やいやい、どこの誰だかわからない馬鹿野郎、おまえなんか宇宙から落ちてきた隕石に押しつぶされてくたばってくれ。
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