2006年06月16日(金) |
オバハン、電話代払えよボケ! |
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電話会社も大変である。オレのようにちゃんと料金を払う客ばかりとは限らないからである。振り込め詐欺に使われる携帯電話のようにはじめから料金踏み倒しを前提にして使われてるものもある。料金全体における未納率なんてものをもしも発表すれば踏み倒しの多さでまっとうな利用者が怒り出すからそういったデータは公表されていないのかも知れない。「使えば払う」「たくさん使えばたくさん払う」という至極当たり前のことをちっともわかっていない人もこの世には存在する。そして自分が勝手に使っておいて料金の高さに文句をつける馬鹿野郎もいるのである。
函館市の40代の女性が6月12日、NTTドコモ北海道(札幌)に対して、「契約時の説明不足が原因で高校生の長女が携帯電話を高額利用し、精神的苦痛を負った」として、慰謝料など120万円を求める訴訟を札幌地裁に起こしたのである。オレはこの訴えを起こしたオバハンにあきれている。その馬鹿娘が携帯電話を使いすぎたのは、親のあんたの監督不行届じゃないか。NTTにはなんの責任もないはずである。
NTTの携帯電話には「リミットプラス」という料金設定があって、一定金額以上は使えないようになっている。このオバハンが2004年3月、娘のために契約した携帯電話はこのリミットプラスを当初5000円という設定にしていた。娘にしてみればたった5000円しか掛けられない電話は意味がなかったのか、親に内緒で勝手に上限を撤廃して使い放題にしてしまったのである。その結果7月〜10月の電話料金は20万円も掛かることになってしまった。あまりに高額で払えない。当然のことながら料金を踏み倒した。20万もの金額となるとNTTドコモも放置できない。それでNTTドコモ側はこの母娘を相手に電話料金の支払いを求める訴訟を札幌地裁に起こしたのである。
これは当然の訴えである。しかしこの母娘がすんなりこの支払い請求に応じるわけもなかった。まっとうな連中ではなかったからである。どうみても月に5万円も携帯電話代を使ってるのはまともな高校生の姿とは思えないのである。その馬鹿娘の浪費を叱るのではなく、母親はなんと逆にNTTドコモを訴えたのだ。「料金の上限を変更できるとは知らなかった。そんな高額の料金請求に精神的なダメージを受けたから慰謝料を寄こせ」という訴訟である。おそらくNTTドコモの職員はこの馬鹿母娘の相手をするためにその100倍くらいの精神的なダメージを受けたはずである。おそらくこんな事情だったのだろう。勝手に憶測するぜ。
娘が欲しがるので携帯を契約した。
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リミットプラスなので5000円までで済んでいて安心だった。
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ところが3ヶ月後、娘が勝手に料金コースを変更した。
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支払いが一気に跳ね上がってびっくり仰天。
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払うの面倒だから放置プレイ。3ヶ月経過
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なんとNTTドコモから訴訟を起こされた(どうしよう)。
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もう破れかぶれだ!逆にNTTを訴えたら踏み倒せる上に慰謝料とれるかも。
滞納料金が20万になった原因は、勝手に上限を撤廃してしゃべりまくった娘のせいである。NTTの落度と言えば、娘が料金制度変更を申し出たときに「ママに許してもらわないとだめよ」と拒絶すればよかったのである。しかし「保護者が付き添ってください」と言えば、「なんでいちいち呼び出すんや。そんなもん娘にまかせてあるんじゃ。勝手にやっとけ!」と答えそうである。こういう人間と携帯電話契約をしたことがそもそもの間違いだったのである。
オレの読んだ新聞記事にはオバハンの名前が出てなかった。この母娘は裁判に負けてもどうせゼニは払いそうもなさそうだし、おそらく今度はauやソフトバンクモバイルの携帯電話にして申し込もうとするだろう。電話会社同士でそのあたりの情報共有は進んでるのだろうか。電話代を踏み倒した上にキレて慰謝料まで要求するとんでもないオバハンである。こんなヤツの名前は公表すべきだとオレは思う。オレはNTTドコモの社員じゃなくて本当によかったのである。こんな馬鹿の相手をしないといけないドコモ社員にオレは深く同情する。
こんな馬鹿訴訟で勝てる可能性のある唯一の裁判所、それは大阪地裁かも知れない。大阪地裁のトンデモ裁判官たちなら案外訴えを認めるかも知れないとオレは過去の日記を読み返して思う。
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