江草 乗の言いたい放題
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2006年04月24日(月) 野良アクセスポイントで無銭LANだぜ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは無線LAN内蔵のモバイル機、VAIO/Uを所有している。外出時にちょっとネットしたくなったときにいつでも使えるから便利である。通常はその内蔵無線LANではなくてエアエッジを使用してるのだが、上本町駅にfreespotがあって公衆無線LANとして利用できると知って試しにアクセスしてみたところ驚いたのである。なんとオレのVAIOの画面には20近いアクセスポイントが表示されたのだ。つまり、それだけの電波がそのあたりを飛び交ってるのである。

 もちろんそのほとんどはWEPで暗号化されているのだが、いくつか暗号化されていないものも存在した。いわゆる「野良アクセスポイント」である。人口密集地ではこの「野良アクセスポイント」がそこら中に存在するらしい。試しにヤフーで「野良アクセスポイント」「野良AP」で検索すると、多くのサイトやブログが見つかった。

 もしも隣家のインターネットが無線ルーターと無線LANの子機で構成されている場合、暗号化されていなければそのアクセスポイントに自分もアクセス可能になってしまう。この場合、勝手にそのアクセスポイントを使用するのは「不正アクセス禁止法」の対象となるのだろうか?例えば「月500円払いますから使わせてください」という形で相手の了解を得れば問題ないだろう。しかし、部屋数の多いマンションなどではアクセスポイントを設置してる相手が特定できない場合もある。わからないことをいいことに勝手に使い続ける者もいるだろう。現行法はそのような事態を想定してるのだろうか。また、パソコンに関して無知ゆえに間違ったアクセスポイントに接続していた場合も罪に問われるのだろうか?

 また逆に、自宅のアクセスポイントを暗号化せずにわざと公開して、近所の人が無料で使えるように開放してくれる善意の人もいるかも知れない。その場合は管理していないということで何らかの罪に問われるのだろうか。

 オレがこのような野良アクセスポイントの存在から心配するのは、それが犯罪に使用されるということである。つまり、電話なら逆探知されるのだが、野良アクセスポイントからのネット接続ならかなり捕捉が困難になってしまうということだ。2ちゃんねるに書き込んだ殺人予告で馬鹿高校生が逮捕されたりしてるが、あれは自宅のパソコンでそういうお馬鹿なことをしてるから見つかるのであって、もしもこのような野良アクセスポイントを使用してアクセスしていたならば、どこの誰だかわからないということになってしまう。もちろん暗号化の技術はこれからももっと進歩するだろうし、その設定も今よりも単純化して簡単になるだろうからオレの心配は杞憂に過ぎないのかも知れないが、少なくとも現時点においては無防備に無線LANでネット接続してる人がかなり多いのである。

 また、もしも自分の家がfreespotに近くて公衆無線LANにアクセス可能であった場合、別に自前でネット接続の環境を整えなくてもそのfreespotを使えばよいと言うことになる。ゼニがいらないのである。無線LANというよりも無銭LANである。もしかしたら将来、野良アクセスポイントを一種の公共財と見なして、街のどこでも無料でネットにアクセスできるように整備するという動きが起きるかも知れない。そうなるとプロバイダーはみんなつぶれてしまうだろう。とにかく、次に起きることは全く予想が付かないのである。

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