2006年04月23日(日) |
阪神タイガースはダメ虎に戻ったのか? |
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4月21日(金)、今シーズン最初の阪神巨人戦が東京ドームで行われた。通常、ホームチームの方を先に呼ぶ習慣があるので東京ドームなら「巨人阪神戦」と呼ぶべきなんだが、コテコテの阪神ファンであるオレは断じて「巨人阪神」と巨人の方を先に呼びたくはないのである。それで常に「阪神巨人戦」と呼んでいるのだ。
その注目すべき第一戦は阪神がエースの井川、巨人が人身事故(二度目)の上原の一歩も譲らない投げ合いで1−1のまま延長戦に突入、延長11回表に決勝点をあげた阪神がそのまま勝つはずだった。しかし、試合途中に発生した思わぬアクシンデントがここで関係したのである。それは渡真利球審が試合途中に病院に運ばれたために、3塁塁審だった井野が球審に変更されたことだった。井野と言えば、渡田と共にジャンパイア(巨人に有利なように判定をねじまげる卑怯な審判のこと)で有名である。
その威力は11回裏のイ・スンヨプの打席で見事に発揮された。ボールカウント2−1からの4球目、低めいっぱいのストライクに決まったかと思った一球はなぜかボールの判定、その瞬間久保田は天を仰ぎ、命拾いしたイ・スンヨプは安堵の表情を浮かべた。気を取り直して久保田が投げた次の一球を、イ・スンヨプはレフトスタンドにサヨナラホームランしたのである。この瞬間、オレは今シーズンの阪神タイガースの優勝の可能性が99%打ち砕かれたことを確信した。
今年の阪神は弱い。広島、横浜、ヤクルトといった弱小チームにしか勝てないのである。巨人、中日にはまだ一つも勝ててないのだ。ウィリアムスが故障のせいで来日が遅れており、その代役の能見は投げるたびに打たれてすでに3敗もしている。金本、今岡は極度の打撃不振に陥っているが主力選手だけにスタメン落ちさせるわけにもいかない。鳥谷は入団一年目の全然打てなかった頃に戻ったような状態である。こんなことではとうてい優勝できないのである。優勝どころかAクラスも危ういのである。セリーグははっきりと2強4弱の様相を呈してきたのだ。
このままでは阪神が日本一になれる可能性は限りなくゼロに近い。悪いのは選手だけではない。監督もまた敗戦には大いに責任がある。巨人など勝つためにはとことんどん欲で、4番のイ・スンヨプにまでバントをさせるのである。せっかく走者が居ても阪神の打者はたいてい併殺打ばかりであることと比較すれば、いかに巨人軍が効率よくここまでの試合を勝ち抜いてきたかがわかるだろう。オレは今シーズンの阪神に期待するのはやめた。もう今季はあきらめて来季を期待しようと思っているんだぜ。
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