2006年04月19日(水) |
アイフルよ、あんたは悪くない! |
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金貸しが借金を取り立ててどこが悪いのか。貸した金を取り立てなければ戻って来ないじゃないか。乱暴な言葉で違法な取り立てをしていたということでアイフルは全国で営業停止などの処分を受けたのだが、オレはどうも納得がいかないのである。確かにアイフルの企業活動の中には多少の脱法行為も存在しただろう。しかし、金貸しとはもともとそういうものではないのか。それがチワワのCMとかで間違ったイメージが先行し、その実態が隠蔽されていただけではないのか。
サラ金でゼニを借りる人間の大部分はどうせろくでもない連中なのである。まっとうに働いて、自分の収入に見合った生活をしていれば生涯無縁の場所である。そんなところで借りることになるのはパチンコでボロ負けして生活費がなくなったり、借金をして分不相応な高価な買い物をしてしまったりするからだ。高齢者や生活保護を受けている人がサラ金を利用するのもオレには納得がいかない。働けないような年齢になったときにゼニがないというのは、自分のそれまでの人生設計の失敗ではないのか。若いときにしっかりとゼニを貯めて年金を掛けて、老人になって働けなくなったときに困らないようにするのがまっとうな人間の最低限の義務である。そんな最低限の義務も果たさずに老人になってしまったのは自己責任である。
しかも、そういう人間の家族はたいてい親の面倒も見てくれないろくでなしの場合が多い。年金も払わないヤツの息子や娘はたいていろくでもないヤツである。親がろくでなしだから子もろくでなしになるのであって、ただの順送りの現象である。認知症の老人にまでゼニを貸したと問題視されてるが、実際は家族が借りたパチンコ代を、認知症の親の借金として押しつけたのかも知れないのである。借りてる方がすべて本当のことを語ってるとは限らないのである。借りる時点ですでにまっとうな生活から足を踏み外してるのだ。
60になったとき、70になったときの自分のことを考えて人は若いときから人生設計をしておかないといけないのである。ゼニを貯め、子供を作り、友人を増やし、いざというときに頼りになるご近所さんを築くこと。そんな普段からの努力が老いてからの生活を豊かにするのである。いざという時に黙ってゼニをぽんと出してくれる親兄弟や知人がいれば、わざわざサラ金で借りる必要はないのだ。そういう努力のできなかった人間というのはおそらくどこかに欠陥のある人間である。そんな困ったチャンを差別せずに高利だがゼニを貸してくれる有りがたい存在が消費者金融サマなのである。
金利が高いのは、踏み倒されるリスクが通常の融資と比べて高いからである。サラ金でゼニを借りるヤツの中にはすでに多重債務に陥っていて破産寸前の者も多い。破産してしまえばもう取り立てることが出来なくなる。もう怖い者なしだ。無計画にじゃんじゃん買いまくって、借金しまくって、払えなくなったら弁護士を頼んで「すいません、破産お願いします!」という計画的犯行のヤツもいるんだ。そんなクソ野郎にも貸してくれるのである。こんなにリスクを背負いながらも大切なゼニを貸してくれるわけで、少なくとも消費者金融はもっと感謝されてもいいはずで、ここまで一方的な批判を受けるのはどこかまちがってるような気がするのだ。
もちろん、サラ金を利用する人のすべてがろくでなしだとは思わない。突然の病気とかリストラとか、止むに止まれぬ事情で借りてその結果返せなくなった人も存在するだろう。そして、きちっと返そうとする善良な市民だからこそさまざまな卑怯な方法で彼らを陥穽に落とし込もうとする悪質なサラ金業者もいる。そんな連中が処罰されることにオレは異論はない。しかし、サラ金利用者全体の中ではそうした善良な市民よりも、ちゃんと返さない悪質な債務者の割合の方が圧倒的に多いような気がするのだ。「サラ金=悪」という決めつけに対してオレは疑問を感じるのである。
もしもそんなクソ野郎、いや悪質債務者に対して「恐れ入りますが、ほんの少しでよろしいので返済していただけないでしょうか」なんて懇願しても「じゃかましい、無いモノは無いんじゃ!」と開き直られるだけである。「てめえ、払わねえとただじゃおかねえぞ」くらいの過激なセリフは必要悪なのである。最近の消費者金融はロードサイド型の駐車場付きの無人店舗が増えた。オレの通勤する経路上にも多数存在する。そんなにたくさんあるということは、利用者がそれだけ多いと言うことだ。しかし、オレの回りにはそんなところを利用してる人は誰もいない。いったい誰が利用してるのだろう。
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