2006年03月15日(水) |
絶対に死刑にならない方法教えます |
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1999年4月14日午後2時過ぎ、山口県光市の新日本製鉄の社宅アパートで会社員の本村洋宅に、排水検査を装った同じ社宅アパートに住む福田孝行(当時18歳)が婦女暴行目的で本村の妻の弥生(23歳)を襲った。抵抗が激しかったため、福田は首を手で絞めて殺してからレイプした。そばにいた11ヶ月の幼女が泣き叫んだためにその声で自分の犯行がばれるのを恐れ、床にたたきつけヒモで首を絞めて殺し、二人の遺体を押入に隠してついでに財布を盗んでからゲームセンターに行った。
帰宅して自分の妻子が無惨に殺され押入に隠されていたのを発見した時の本村氏の無念さを思うと、この外道は断じて許せない。たとえ18歳であっても死刑が相当だとオレはそのときに感じたのである。福田は犯行のその日、会社を無断欠勤していた。作業服に着替えて検査を装って若妻を物色するそのやり方は周到に計画されたものだった。弁護人は「強姦も殺人も偶発的に発生した」と主張するが、オレに言わせればどちらも同じだ。どちらかというと偶発的に人を殺したくなる馬鹿の方が始末が悪い。
検察の求刑は死刑だったが、2000年3月22日、山口地裁は福田に無期懲役を言い渡した。閉廷後に本村氏が「司法に絶望した。早く被告を社会に出してほしい。私がこの手で殺す」と話したことはあまりにも有名である。福田は友人に宛てた手紙の中で、被害者の夫の本村氏のことを侮辱し、「うるさい家族のせいで罪が重くされる」という意味の不満を漏らしていたという。(100回死んでくれ)
2002年3月14日、広島高裁は「更生の余地がある」とした1審判決を支持し、控訴を棄却した。検察側は上告した。どんなに残虐な殺し方であっても、どんなに非人間的な犯行であっても、少年でありしかも二人しか殺していなかったら死刑にはならないのか。司法に絶望したのは本村さんだけではない。日本中の多くの人がこの裁判の結果に絶望し、日本中の死刑廃止論者が歓喜したのだった。これ以上の凶悪犯罪を起こさないと死刑には出来ないからである。オレにはこれよりも凶悪な犯罪など想像も出来ないのだ。
これほどの事件を犯して、しかも反省もしていない(裁判ではウソ泣きの涙は流したらしいが)外道を死刑にしないで仮出所の余地を残すという。もしもオレが本村氏の立場なら「早く出してくれ、オレが殺す」という言葉通りに福田を殺し、その上で堂々と自首して刑に服しただろう。もしもオレがそのときに本村氏を裁く裁判官なら、決して実刑などにはせず「本村氏の行為は法の欠陥を正したものであり罪には相当しない」と無罪を言い渡しただろう。
2006年3月14日はこの裁判の上告審の弁論が予定されていた。ところが、被告である福田孝行の弁護人、安田好弘氏が「弁護士会の仕事がある」という口実で裁判をさぼったために開かれなかった。安田氏は2週間前に弁護人に選任されたが、「準備の時間がない」と期日延期を求めていた。最高裁第三小法廷は4月18日に改めて期日を指定。浜田邦夫裁判長は「正当な理由なく出頭しないのは極めて遺憾」と異例の意見を述べた。実は福田の前の弁護人は3月6日に辞任している。後任に就任した安田好弘弁護士は死刑廃止運動のリーダー格である 安田弁護士は「記録を精査するのに3ヶ月かかる」と主張して、わざと裁判を遅らせたという事実に対して弁解している。
刑事訴訟法上、重大事件では弁護人がいなければ開廷できない。ということは、このまま弁護人がさぼり続ければいつまでたっても裁判は終わらず、この外道は永遠に死刑に出来ないのである。さすが安田好弘弁護士、すばらしい裏技を繰り出してきたのだ。「絶対にキミを死刑にはしないよ!ぼくにまかせてごらん」と福田に言ったのだろうか。そして誰も予測しないような奇手、「裁判ずる休み」を繰り出してきたのである。これが認められた以上、ずっとこの手でいけばいいのである。
「急におなかが痛くなりました」「インフルエンザで出られません」「腰痛がひどくて動けないのです」理由はいくらでもでっちあげられる。日本には無数の病気がある。そうして引き延ばせば引き延ばすほど「死刑を阻止した男」として名声はうなぎのぼりである。日本中の凶悪犯が弁護を依頼しに来るかも知れない。前から暴言コラムを読んでる方は分かると思うが、オレはばりばりの死刑容認派だ。外道には人権はないと思ってるし、日本の治安をよくするためには今の10倍くらい死刑を出してもいいと思っている。死刑を廃止するということは、外道が隣人になるリスクをすべての市民がこれまでの何倍も背負うということなのだ。そんなこと許してたまるかである。福田孝行は死刑、それ以外の刑はあってはならない。
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