2006年03月10日(金) |
花粉症で鼻の穴がかゆいのである |
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今年は花粉の飛散量が少ないと言われて安心していたのである。それなのにこの数日、オレは鼻の穴の周囲がむずむずして困っているのである。鼻の穴の中もかゆいのである。鼻をかんでもかんでも新たな鼻水が補充されて出てくるのである。もしかしてこの症状はあの恐るべき花粉症ではないかと思ってみたがまさにその通りで、かなりオレはダメージを受けてるのである。ティッシュの消費量も増えたし、とにかく鼻の穴がかゆいのである。飛散量と悲惨量の間には何の関連もなさそうである。
どうやってこの状態を脱したらいいのか。甜茶が有効だと聞いたから飲んだ時期もあったし、甜茶飴という強烈なミントの刺激の飴を舐めたこともある。しかし、そうしたどの方法も決定的な効果をもたらすことはなく、二ヶ月ほどオレは苦しみ抜き、気がついたときは花粉の季節が終わってるという繰り返しなのだ。その苦しみがどうやらスタートしたようなのである。なんということだ。
オレはこれから自分の肉体に発生する諸症状を予想してみた。もうしばらくしてお花見の頃になると毎年オレは目がかゆくなって、ついついかいてしまって、その結果ウイルス性の結膜炎やめばちこ(「ものもらい」のこと)になってしまうのである。その次には頭痛がひどくなるのである。そうして5月の声を聞く頃には自然と治まってしまうという繰り返しだったのだ。今年もついに花粉がやってきたのである。なんとかしてこの二ヶ月を乗り切らないといけないのである。
この時期になるとオレは花粉のない国に行きたいと思う。この時期だけ北海道に移住するとか、海外旅行に出かけるというのはかなり現実的な解決方法でもある。もっともそのためには仕事を辞めなければならないのだが。どんなに寛大な職場でも、毎年花粉の季節だけ2ヶ月休ませてくださいというのは無茶だろう。少なくともこれほど多くの人に健康被害が発生しているわけだから、政府は花粉症対策を積極的に推進しないといけない。たとえばビルの外壁を粘着性のあるものにするとか。昔の家によく吊してあったあのハエや蚊が捕まってしまう粘着性のテープの親玉みたいなのを作ってそこに花粉を吸着させてしまうとか。巨大な空気清浄機を街角に多数設置して花粉を回収するとか。そんな工夫をぜひともしてもらいたいのである。
都会には花粉を吸着する土がないためいつまでも花粉は空気中を漂うわけで、その花粉がしつこくしつこく善良な市民に被害を与えるからこそこんなことになるのだ。だったらゼニを使ってでも改善策を示して欲しいのである。そのためにオレは税金というゼニを払っているのだ。オレは怖くてできないのだが、鼻の穴の奥をレーザーで焼くという方法もかなり有効らしい。花粉症という病が一種の人災である以上、そうした経費も公費で賄ってもらいたいのである。それにしても鼻の穴がかゆいのである。オレはさっきからそのかゆい鼻の穴を小指でいじってるのでなんだか痛くなってきたのである。くしゃみも何度も出るのである。もうたまらないのである。
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