2006年03月05日(日) |
巫女(みこ)さんを盗撮した男 |
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オレは神社を参拝するといつも巫女さんにドキドキする。その巫女さんが笑顔で御神酒を配っていたりすると、オレはクルマで来ていることも忘れて吸い寄せられてしまうのである。もちろん今の時代、彼女らがみんなアルバイトであることは間違いないと思うのだが、オレが一番萌えるコスプレは何を隠そう、巫女さんなのだ。
そんなオレにとってのあこがれの存在である巫女さんを冒涜するサイテー野郎がいたのである。神戸市長田区の長田神社(藤原正克宮司)で、権祢宜(ごんねぎ)」と呼ばれる下級神職の男性(30歳)が社殿内の女子更衣室にビデオカメラを仕掛け、巫女さんの着替えを盗撮していたことが3月4日までに分かった。なんということだ。こういうヤツにこそ神罰を与えて欲しいものである。
長田神社ではこの男性を解雇。兵庫県警長田署は近く軽犯罪法違反(のぞき見)の疑いで神戸地検に書類送検するという。この事件は奇しくも2月14日、バレンタインデーに発覚したのである。神社の職員が社殿を清掃中に女子更衣室の空きロッカーにビデオカメラが仕掛けれられているのに気づいた。藤原宮司はさっそく長田署に事件を通報し、同時に11人の男性職員から事情聴取を行って犯人がわかったのである。捕まった男性は「これまでも何回か盗撮した」と供述しているという。その更衣室をふだん使ってる巫女さんは二人だった。
さて、盗撮という犯罪をどのようにとらえるかだが、「のぞき」は古来からどちらかというと男性の一種の性的欲求の発露という形で起きる現象である。もしもオレの部屋が銭湯の隣にあって、壁に穴が空いていてその穴から脱衣所が見えるという状況で「絶対にその穴から覗かない」ような聖人君子である自信はオレにはない。おそらく誘惑に負けてオレは見てしまうだろう。ただ、現実には脱衣所の隣に自分の部屋が存在するということはありえないし、ボロアパートでたまたま隣に妙齢の美女が住んでいるなんてことは「めぞん一刻」のような創作の世界でのことである。
どちらかというとこういう犯罪よりももっと悪いヤツをどんどん捕まえて欲しいのだが最近の「盗撮」は男がやるのではないらしい。オレは興味がないのでよく知らないのだが、アダルトビデオの中で「盗撮モノ」というのはかなりのシェアを占めるそうだ。そしてその中には明らかに非合法な手段での「盗撮」が多数存在するそうである。ところが女風呂に潜入できるのは女性だけである。つまりそうした盗撮モノのビデオを撮影するためには、風呂桶などにビデオカメラを仕込んだ秘密の小道具を持参した女性が実際に露天風呂などに潜入して撮影しないといけないわけで、盗撮犯が女性である場合がかなり多いらしい。女性の場合同姓の裸を見ていてもたいして萌えないだろうから、純粋にゼニ儲けのために撮りまくるのである。
この盗撮神職は懲戒免職となった。ケータイのカメラで女子高生のスカートの中を撮った大学教授もその職を追われることとなった。たかが盗撮と言うなかれ、その行為によって失うモノはあまりにも多いのである。そんなに盗撮がしたいのなら、ちゃんと交際してる女性に事情を話して合意の上で撮らせてもらえばいいじゃないかと思うのだが、そんなものでは満足できないのだろうか。この世の中に田代まさしはいくらでもいるのである。この病気だけはどうも治らないのかも知れない。。
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