2006年01月28日(土) |
輪姦京大生に弁護の余地はあるか? |
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京都大学の元アメリカンフットボール部員の3人が、女子大生3人を鍋パーティに誘い、そこで「焼酎ルーレット」と呼ばれるゲームを行って無理矢理に焼酎やウォッカを飲ませて泥酔させてからレイプしたとして、京都府警川端署は白井淳平(工学部4年)、池口亮(農学部4年)、木戸晶裕(経済学部4年)の3容疑者を集団強姦罪で逮捕した。3人のうち一人は「おれはやっていない」と主張し、他の2人は「おれたちはやったが合意の上であった」と、いずれも容疑を否認しているという。
さて、この鍋パーティの目的は女性を酔わせて抵抗不能にした上で襲う、いわゆる「ヤリコン」と呼ばれるモノであったことは明らかである。そして、容疑者たちはこの種のパーティを過去に何度も行っており、他のアメフト部員も参加しているわけで同様の行為に及んだ部員はさらに多数になる可能性もある。下手をすると伝統ある京都大学アメリカンフットボール部が対外試合禁止や廃部という可能性もあるわけで、この馬鹿どもはなんということをしてくれたのだとオレは憤ってるわけである。栄えある京都大学の伝統を汚すのはオレのような暴言野郎一人でたくさんだ。
ここで必ず「そんなパーティに参加した女性にも落ち度がある」「深夜に男性の部屋にいる以上襲われても仕方がない」などと強姦野郎を擁護する馬鹿がいるのでオレは言いたいのだが、少なくともこのパーティが3人対3人という数で企画された以上、女性たちには単なる合コンだという安心感があったはずである。合コンならオレも大学在学中に何度も参加した。きわめて健全な学生の楽しみであり、出会いの場を提供する最高のイベントだったのである。なぜ複数同士なら安心感があるのか、それは「複数の男女が同時に性行為に及ぶ」などという異常な状況が日常生活の中ではありえないことであり、それはアダルトビデオや官能小説の中では描かれても、現実生活の中でそのようなことが起きるとは誰も思わないからである。もちろんオレもそんな恐ろしい場面に遭遇したことももちろん体験したこともない。性行為とは秘め事であり、常に一対一の行為であると思っているからだ。
オレにとって理解できないのは、友人たちと一緒に目の前でレイプという行為に及んだその容疑者たちの行動の異常性であり、人が見ているところで平気でそういう行為が出来るという恥ずかしさである。古風すぎるかも知れないが、オレは性行為において大切なのは相手に対する思いやりの気持ちと相手の人格を尊重することだと思っているし、その気持ちがあれば決して複数の相手と同時になんてことは起こり得ないはずだ。また、泥酔状態で意識を失った相手を襲うというのも言語道断である。酔っぱらって意識を失ったのなら目覚めるまでそっと寝かせておいてあげるのが紳士のたしなみだ。恋人の寝顔を見ながら眠りにつくのは最高の幸福である。
オレは今の学生の日常行動がどのようなものであるのか正直言ってわからない。少なくともオレが大学生だった25年前なら、鍋パーティーをして男女入り乱れて雑魚寝してもそんな恐ろしい事件は起きなかったはずだ。男たちには節度があり、人間として守るべきものをきちっとわきまえていた。さて、この輪姦京大生たちは「集団強姦罪」で裁かれることになり、懲役4年以上20年以下の刑が科せられる。人を殺しても数年で出所してくる場合もあるわけでこの量刑は重いと感じるヤツも当然いるわけで、あのスーパーフリーの和田も「12年は重すぎる」と主張していた。自分の行為を真に恥じるなら、量刑に文句をつける場面じゃないだろう。被害にあった女性たちの受けた傷を思えば死刑以外のどんな罰も受け入れるべきだろう。容疑者たちは卒業が延期になるだけではなくてこのまま刑務所行きとなって、ここまで順風満帆だったはずの人生が大きく曲がってしまうわけだが、それくらいのペナルティは必要だとオレは思っている。 ・・・・・・内容に賛同してくださったかたはぜひブログ大賞への投票をお願いします。
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