2006年01月29日(日) |
ガソリン入れたらちゃんとゼニ払え! |
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オレは最近ずっとセルフ式のガソリンスタンドで給油している。クレジットカードかプリペイドカードで支払う仕組みなのでスタンド側は料金を確実に回収できるわけだが、そうではない通常のスタンドでは後払いが当たり前である。何リッター入ったかを確かめてから伝票に書かれた金額を支払うのが普通だ。田舎だと料金表示が無く、給油してから実はぼったくりだったことがわかるということも多く、実際オレも福岡県でぼったくりスタンドの被害にあったことがあるので、旅先では必ず給油前に料金を確かめ、もしも高かったら「じゃあけっこうです」と答えて入れずに走り去ることにしている。
大阪ではガソリンの価格は店頭に料金表示されてるのが当たり前である。ラブホテルの料金と同じで入る前にわかるから実に安心なのだ。ゼニのない若者は「満タン」ではなくてせこく10リッターずつとかで給油するのである。いつも燃料タンクは空っぽで、たまにデートすると女に払わせて満タンにする情けないヤツをオレは一名知っている。まあ貧乏な若者にとってこのガソリン価格高騰は財布を直撃してるのは間違いない。オレみたいなまっとうに働いてる人間でさえその高さにあきれてるくらいだからだ。
そんな大阪でなんと、給油したドライバーが料金を支払わず、そのまま逃走する事件が相次いでいるという。「財布を忘れた」などと見え透いたウソを言って偽の免許証の写しを渡して逃げたり、急発進して強引に逃げるという手荒な手口が多いという。もちろんガソリンスタンドの方もナンバーを控えて通報するなどの対策を取ってるのだが、踏み倒そうとする外道どもは盗難ナンバープレートをつけていたり、わざと泥で汚してナンバーを見えなくしていたりするのである。深夜で警戒が手薄になる24時間営業の店が狙われるケースも多く、店員を安心させるために偽の車検証コピーや偽の携帯電話番号を教えるヤツもいるという。店側もまた「被害額がたった数千円」ということで警察に通報しない場合もあり、実際に発生してる件数は通報数の数十倍はあると思われる。
さて、こういう情けない犯罪だが、すべて先払い方式にするしか完全に防ぐ手だてはないだろう。客はあらかじめ店にデポジットとして余分にお金を預け、給油が終わった後に残金があればそれをおつりとして返金してもらうという方法である。治安が悪くなって客が信頼できなくなってるのだからこうなっても仕方ないのである。悪いのはガソリン代を踏み倒す外道どもであり、逃げるようなヤツらに対しては後ろから堅いモノを投げてリヤウインドウをぶち割っても店側にお咎めなしということにしてやればいい。あるいは銀行強盗にぶつけるようなカラーボールをスタンドに常備してクルマにぶち当てさせるとか。
こういう報道によって大阪という土地がますます無法地帯であるかのように世間で思われることがオレはたまらなく悔しい。確かに大阪には救いようのないクズ野郎が大勢いる。それはその土地で過ごしているオレが日々感じていることだ。しかし、その一方でオレのようなまっとうな人間もちゃんと棲息してるのである。まっとうな人間の権利を守るためには、無法者はきちっと排除されないとだめだ。さて、ここでオレはガソリンスタンドの従業員に入れ逃げを防ぐ簡単な方法を一つ提案したい。それは、ゼニを払うまで給油口のキャップを閉めてやらないことである。まさかあの蓋をしないで走るわけにもいかないだろう。揮発性の高いガソリンはどんどん蒸発してしまうからなあ。逃げてから「しまった」と思ってももう遅いぜ。ディーラーに「キャップ下さい」という客がやってきたらそれは入れ逃げ犯だ。十中八九間違いない。・・・・・・内容に賛同してくださったかたはぜひブログ大賞への投票をお願いします。
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