江草 乗の言いたい放題
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2005年12月18日(日) 喫煙者様、納税ありがとうございます!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 昼飯を食うために行く店を新規開拓しようと思って、初めての店に入った。そこで和風ハンバーグ(ごはんのお代わり自由)を注文したのだが、隣のテーブルには5人家族(と思われる)グループがいて、そのうち二人がたばこを吸っていた。

「げっ!」

 オレはファミレスでは必ず禁煙席を希望する。うっかり喫煙席の中に放り込まれると隣の席からの煙で気分が悪くなって食うどころじゃないからだ。オレは「こんな店に来るんじゃなかった」とその運命を呪い、さっさと食い終わって店を出るつもりだったが思いの外そのハンバーグはうまかったので、ついついご飯を何杯もおかわりしてしまった。おかずがうまいとメシがたくさん食えるのはオレにとっていつものことである。

 さて、食い終わって席を立つときにちらりと見た隣席のグループで、オレに背中を向けていたタバコをスパスパ吸っていたおっさん・・・と思ったのが、実は中学生くらいにしか見えない女だったので仰天した。オレにとって喫煙する女はすべてオッサンである。松たか子(超ヘビースモーカー)であろうと安部麻美であろうと、オレから見ればみんなオッサンだ。オレが恋愛や結婚を考えるとき、その対象として、喫煙者は絶対に選ばない。

 その喫煙家族だが、母親らしき人はまだ30歳くらいに見えた。他のガキどもは幼稚園児か小学校低学年というくらいに見えた。とすると一番上のオッサン、いや娘が中学生くらいということなんだろうか。20歳くらいで作った子供なら母親もまだ若いだろう。母親が喫煙者の場合、息子や娘の喫煙を咎めることはまずあり得ない。高校や中学で喫煙で補導されたとき、そういう連中の母親のセリフはいつも同じである。

「学校では見つかるから家で吸いなさい!」

そういうわけでオレは女性の喫煙者の増加は国を滅ぼすと傲慢なことを思ってるわけだが、そんな虐げられた喫煙者たちの権利を高める方法が一つだけある。それは、タバコ税のさらなる値上げである。

 来年7月からタバコ1本あたりにかかる税金が1円上がるそうだが、それで2700億円の増収になるらしい。たった1円上げるだけで2700億円も国はもうかるのだ。だったら一本あたり10円値上げすれば2兆7000億、100円なら27兆円ということになって国家の財政の半分以上を賄えるのである。ついでに酒税も上げれば、酒とタバコだけで国家財政を運営できるという、オレのようにタバコは吸わず酒もあまり飲まない人間にとっては夢のような未来がやってくるのだ。これはなんとしてもタバコ税をどんどん上げてもらうしかない。

 もちろん、ヘビースモーカーさんは国に多大な貢献をしてくださるということで、今みたいに嫌煙権なんてものに縛られてどんどん権利を制限されている状況は劇的に変化するだろう。喫煙者たちが街角でどんどん歩行喫煙してタバコを消費してくれることで国家財政はますます豊かになるのである。そんなありがたい喫煙者サマをどうして粗略に扱うことができようか。高額納税者サマということでさまざまな特権を付与し、タバコをどこでも吸えるようにしてあげればいいのである。そのときはオレは我慢するぜ。そのかわりタバコ税・酒税以外のすべての税を廃止してくれることが条件だ。

 莫大な所得税をぼったくられてるオレにとって、この税金がタダになるのならタバコの煙の迷惑さは我慢しよう。自分の家や自分の周囲を空気清浄機で守ることにかかる経費などわずかなものである。喫煙者は全員この増税に反対してると思うが、払うものをきっちり払ってその代わり自分たちの権利を勝ち取るという風にどうして考えられないのだろうか。筋金入りの喫煙者ならば、「いくらでも払ってやるぜ!」と開き直って見せて欲しいのである。

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