2005年12月11日(日) |
こんなケータイが欲しかった! |
携帯用URL
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携帯電話にデジカメが搭載されたとき、「こんなもん誰が使うのか」と思った人は多かったはずだ。今はカメラ付きが当たり前となってしまったが少なくとも最初の反応は冷たかった。オレがカメラ付き携帯にしたのは2年前だが、その時も「写メールを送らせて通信料を稼ごうという電話会社の策略にのせられてたまるか」と思っていたくらいだ。
ところが今では「どうしてもっと高性能なカメラを搭載した機種にしなかったのだ」と悔やむ始末である。11万画素という貧弱な性能ではまともな写真はとうてい撮れないからだ。もうすぐ前回の機種交換から24ヶ月になるし、バッテリの寿命もそろそろ尽きそうだし、近々新機種に交換することは間違いない。
今のケータイ、テレビのリモコンになったりドラゴンクエストができたり、携帯性を生かして便利になるというよりは、もはや定向進化の袋小路にはまりこんでしまってネタが尽きたという感がある。あれば便利な機能ではなくて、必要ないけどとにかくいろんな機能を搭載してしまえという感じなのだ。これではいけない。それよりも「本当に必要な機能を」とオレは思うのである。
そこでケータイにぜひ新たに搭載して欲しい機能としてオレが考えてるのはなんと「ヒゲ剃り」である。常に持ち歩いてるケータイでヒゲが剃れるのなら、一日のうちに何回でもヒゲを剃ることができ、常にスベスベの肌を保つことができるからだ。駅のホームでも剃れるし、歩きながらでも剃れる。もっとも剃りクズの毛が散らばらないような工夫は必要になるだろうが。
オレはかなりヒゲが濃い。もしも一週間剃らなかったらあごのあたりは密林となってしまう。そういうわけで毎日剃らないといけないのだが、朝に剃っても午後にはもうかなり伸びてるのである。こんなに毛がどんどん伸びる皮膚ならどうにかして頭に移植したいと思うくらいである。(もしもオレのあごの皮膚と頭皮を交換する手術を行ってくれるような医師がいればメールを送って欲しい。費用は100万くらいまでならOKだ。むろん安ければ安いほどうれしいのだが。)
ヒゲ剃りケータイが発売されれば一定の数は必ず売れるとオレは予想する。ヒゲ剃りは何もヒゲだけを剃るものではない。たとえばスキンヘッドにしている方の場合、ヒゲ剃りで頭も剃るのである。ピカピカの状態を維持するためには毎日剃ることになる。それがケータイで可能になればかなり便利なはずだ。全国で100万人以上いるはずの僧侶やスキンヘッドの男性は必ずこのケータイを買うはずだ。
男性だけが使うとは限らない。一部の女性は男性用のヒゲ剃りでむだ毛のお手入れをしているのである。脇や肘、時には股間の恥ずかしいところの毛(言わずと知れた陰毛)まで剃ることもあるという。(これは事実かどうか検証のしようがないのでもしも外れていたらごめんなさい。)この究極のアイデアであるヒゲ剃りケータイが発売されればオレは絶対に買うだろう。いや、オレのこのコラムを読んで「次はこれだぁ!」と膝を打った人もいるかも知れない。3年後にはカメラと同じようにこの機能が当たり前になってるかも知れないぜ。
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