2005年11月24日(木) |
焼き畑農業は危険です! |
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焼畑農法は、熱帯から温帯にかけて伝統的に行われてきた粗放的、つまりあまり人手を加えなくても収穫できるという農業形態である。日本でも山間地で行われていたが、近年急速に衰退し宮崎県椎葉村や山形県の一部などに限られているという。
熱帯の場合、土壌はやせて酸性のラトソルが主体のため作物の栽培に適していない。あんなにジャングルが茂っていても、耕作するには適さないのだ。そこで、熱帯雨林に火を付けて開拓することで、灰を中和剤にして土壌を改良するのである。通常はそこにキャッサバ、ヤムイモ、タロイモなどの根菜類を栽培して主食とし、道具も棒くらいしか使わない。2、3年耕作すればその土地を放棄してまた新たな土地で焼き畑を行う。そのうちに最初に焼き畑を行った土地がジャングルに戻ってるのでまた同様に繰り返すというのが正しい焼き畑農法である。ところが最近は過剰な焼き畑から森林破壊や砂漠化が進んでるという。
その焼き畑農業は実は宴会芸の世界にもあったのである。男性が見せる卑猥な宴会芸としては「ちょんまげ」や「ぞうさん」などの情けない芸が有名だが、たいていは実にお粗末な芸である。芸も粗末だし、見せられるモノも粗末だし、とにかく情けないものでよい子は絶対にしてはいけないのである。
焼き畑農業という芸では男性がいきなりパンツを脱いで陰毛に火をつける。陰毛が勢いよく燃えてチリチリに焦げて、後にはむき出しになった○○○がそびえ立つというなんとも恥ずかしい芸である。オレは学生時代に何度か見たことがあるが、そのうち一度はやった当人が大切なところを火傷して「うぎゃあああああ」と悲鳴を上げる悲惨な場面を見ることになった。とにかく危険な芸なのである。自分では絶対にやらないのである。そんなことをするのは馬鹿だとオレは思っている。
その大変危険な芸を、なんと後輩の警察官に強要した巡査部長がいたのである。長野県警佐久署地域課直轄警邏隊分隊長の30代の男性巡査部長が今年の春ごろ、佐久市内で開かれた宴席で複数の配属されたばかりの新人の男性巡査に対し、下半身の体毛をライターで焼く暴行をしていたことが11月22日に明らかになった。巡査部長は行為を認めており、県警監察課は暴行容疑での立件も視野に入れ調べている。幸い火をつけられた巡査にケガはなかったが、「焼畑農業という芸をさせられた」という被害者からの訴えで今回の事件は発覚したらしい。
自分でやるなら愛嬌だが、他人にこんな情けない芸を強要するとは何事だ。やるんだったらおまえがやれ!ライターと言わず園芸用のガスバーナーであぶってもらえ。こんな迷惑なヤツの股間は木も生えないくらいに砂漠化させてしまうしかないぜ。どうだ、まいったか。
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