2005年10月29日(土) |
幼児36人をクルマでなぎ倒した男 |
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今年は歩行者の列にクルマが突っ込むという事故がやたら多い。ドライバーは飲酒運転だったり居眠りだったり脇見だったりといろいろだが、ひき殺される方にとってはたまったもんじゃない。そんな運転のへたくそな馬鹿になぜ免許を与えるのかとオレは腹が立つのだが、馬鹿にもヘタクソにも精神異常者にも免許をじゃんじゃん与えることで日本の自動車産業は栄えてきたのだから仕方がない。
もしもオレみたいに運転が上手で事故を起こさないドライバーにしか免許を与えないなんてことになれば、運転免許保有者は今の1/20くらいに減ってしまい自動車産業は壊滅する。ヘタクソや馬鹿のおかげでトヨタや日産などの自動車メーカーは喰っていけるのである。そいつらはクルマを壊すことも多い。全損になれば買い換えるしかなく、ますます自動車がよく売れるのである。オレのように一台のクルマ(日産EXA)を12年間21万キロも大切に乗るような人間ばかりなら自動車メーカーはすべて倒産するだろう。
10月27日午後1時すぎ、静岡市で保育園児の列に乗用車が突っ込んで36人の子供をなぎ倒すという事故が起きた。その馬鹿ドライバーは右から出てきたネコを避けようとして左にハンドルを切ったところ民家の石垣に激突、そのまま石垣に接触しながら暴走し、道路を横断するために道の端に3〜4列にきっちりと並んで待っていた園児たちを次々とはね、停止した時も何人かの園児がクルマの下敷きになっていたのである。女児3人が重傷で他の33人と引率の保育士は軽傷、不幸中の幸いはなんといっても死者が出なかったことだが、これだけの事故で犠牲者が出なかったことの方が奇跡である。
オレがどうしても理解不可能なのは、普通は石垣にぶちあてた時点でクルマを停めるだろうということだ。そのまま石垣をこすりながら行っちゃってるのに、36人の子供と大人1人をはね飛ばすだけの勢いがまだクルマにあったという不思議である。もしかしてこのクルマにはブレーキがついていないのか。それとも何らかの意図があってわざとはね飛ばしたのかと思いたくなる。ネコをよけたなんてただの言い訳で大方運転しながらぼーっとしてたんだろう。そんなときは飛び出してくるネコが悪いのである。園児たちではなくそのネコをはね飛ばしたらよかったのである。クルマがよける場合とはクマやイノシシ、ウシといったクルマの方がダメージを受けそうな大型の動物と人間の場合だけである。そんな当たり前のことも判断できないヘタクソに免許を与えてしまう今のシステムは絶対おかしいのである。
免許取得時にはぜひとも「運転シミュレーター」を導入して、歩行者とネコのどちらかをはね飛ばさないといけないときは迷わずネコの方に進むという条件反射を徹底させて欲しいのだ。大阪の街でクルマを運転すると、横断歩道のない道路を平気で歩行者がクルマすれすれに横切ってくる。信号が赤でも平気で渡ってくるから危険なことこの上ない。オレはそんな環境で鍛えられてるのである。いつ馬鹿歩行者が自分の目の前に飛び出してきても避けられるように、運転時はいつも細心の注意を払っている。ネコの飛び出しくらいでびびって事故を起こすような臆病者からは速やかに運転免許を剥奪すべきである。
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