2005年10月15日(土) |
こら三木谷、おまえは間違ってるんじゃ! |
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三木谷浩史、おまえのやってることは間違ってる。おまえは野球協約を知ってるのか?いくら楽天が日本一弱いチームであっても、いやしくも球団オーナーならば、野球協約のこの条文は理解していなければならない。
第十九章 公正な試合確保のための利害関係の禁止 第百八十三条(他球団の株式所有)球団、オーナー、球団の株式の過半数を有する株主、または過半数に達していなくても、事実上支配権を有するとみなされる株主、球団の役職員および監督、コーチ、選手は直接間接を問わず他の球団の株式、または他の球団の支配権を有するとみなされる会社の株式を所有することはできない。
ここにちゃんと「他の球団の支配権を有するとみなされる会社の株式を所有することはできない」とあるだろう。つまりおまえがTBS株を取得したことはそれ自体が野球協約違反だったわけだ。今すぐに取得した株をすべて時価で売却して、おとなしく引き下がるべきである。最初の第一歩からおまえは間違っていたのだ。なぜ買ってはいけないというルールがあるものを買ったのか。18歳未満の少年がエロ本を買ってはならないように、おまえはTBS株を買ってはならなかったのだ。そんなにTBS株が欲しいのなら、先におまえの持つそのヘタレ球団をホリエモンにでも売却してから改めて買収を表明すればよかったのだ。
それをなんだおまえは。野球協約違反を承知でこの暴挙に出たあげく、TBSに向かって「ベイスターズ売却」を示唆しているのである。おまえはいったい何様なんだ。いくら筆頭株主と言ってもたかが2割にも満たない所有のくせにまるで自分がTBSを支配してるような言い草じゃないか。ふざけるのもいいかげんにしろよ。「この家はオレが買った!」と言ってよそから土足で乗り込んできた無礼者が、家捜しして出てきた金目のものを「オレが持ってるのと重なるから売り飛ばせよ」とほざいてることと同じじゃないか。おまえはなんて無礼なオッサンなんだ。おそらくおまえが根拠にしたいのはさきほどの条文の後に付加されたこの部分だろう。
ただし、オーナー、球団の株式の過半数を有する株主、または過半数に達していなくても、事実上支配権を有するとみなされる株主による他の球団の間接所有については、他の球団との利害関係が客観的に認められないと実行委員会およびオーナー会議が判断した場合は、この限りでない。
このオマケの部分は、これはヤクルトの球団株を保有するフジテレビが、横浜の球団株を持つニッポン放送を子会社化した際の特例措置であり、フジテレビはヤクルトの球団株は持つものの、親会社ではない。楽天がTBSを買おうとしていることとは意味が全く違うのである。この三木谷の暴挙によってTBSは横浜ベイスターズを売却しなければならなくなってしまう。その売却先として最有力なのがUSEN(本社・東京都千代田区、旧有線ブロードネットワークス)である。
USENは昨年もベイスターズを買おうとして100億円を提示、ところがTBSは150億円という法外な値をふっかけて交渉は物別れに終わってる。ろくに野球もしないで榎本加奈子との愛に溺れた佐々木主浩に5億も払うくらいだから今季ベイスターズの赤字はかなり膨れあがった。こんなお荷物を抱え込みたくないという考えもTBSの中で生まれてくるだろう。そこにこの三木谷の買収劇である。ベイスターズをUSENに売り飛ばすということを前提に今回の株買い占めを仕掛けてきたとしか思えないのである。
ちなみにUSENの宇野社長と三木谷は親しい間柄だという。それを聞けば、ますますもってこの暴挙は許せないのである。おまえはそこまで計算して仕掛けてきたのかとオレは三木谷に対して怒りを覚えるのだ。就任してから一年にも満たずチーム作り途上だった田尾監督をいきなり解任し、そのくせ三顧の礼で野村監督を迎えるのではなく一年契約という人を舐めたような条件を提示する。ひどい話じゃないか。野村さんと言えば星野仙一、仰木彬と並んで日本のプロ野球の歴史を築いてきた名監督じゃないか。そんな尊いお方に対して一年契約とはなんて無礼なヤツなんだおまえは。
三木谷よ、おまえは最近調子コキすぎだ。いったい何様なんだ。孫や堀江に負けたくないというのはわかるが、少なくともあいつら二人はおまえみたいに卑怯じゃない。人気サイトになったら俄然強気になって「楽天トラベル」を通じてホテルを予約する場合のホテル側が支払う手数料を一方的に値上げしたことをオレは忘れてはいない。三木谷、オレはおまえのやり方が大嫌いだ。オレが将来おまえと戦えるだけの資金を貯めることが出来れば、楽天株を暴落させておまえを奈落の底に突き落としてやるぜ。
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