2005年09月24日(土) |
ぼくたち、万引きサッカー部です |
携帯用URL
| |
|
兵庫県尼崎市の市立尼崎高校のサッカー部員が5〜7月にかけ、集団でスポーツ用品の万引きを繰り返し、部員同士で売り買いするなどしていた疑いが浮かび、学校が調査していることが9月22日わかった。学校の聞き取り調査に対して引退した3年生と現部員の計53人のうち20人あまりが関与を認めたという。学校はこの20人あまりを含んだ合計30人以上を9月17日から自宅待機としている。
関与した可能性があるメンバーは部員の半数を超えてるわけで、ほぼ全員が仲間の行動を知っていたに違いないし、部内の会話もサッカーのことよりもどの店が盗みやすいかなどの万引き情報に終始していたのかも知れない。これだけみんながやってる状態だと善悪の感覚は完全にマヒしていただろう。窃盗仲間と言うことで妙な連帯感は生まれていたかも知れないが。
学校側の説明では、主に休日の練習や試合の後で2〜8人連れで神戸市や伊丹市のスポーツ用品店に行き、アンダーシャツやスパイク、バッグなどのサッカー用品を盗んでいたという。周到に見張り役も置いた本格的な窃盗団だったわけだ。盗品は自分が使う以外に激安価格で部員間売買していたようだ。この不祥事は学校あての匿名の電話で発覚したのだが、オレの推測ではその電話をしたのはその高校のサッカー部員か周辺人物のような気がする。試合に出してもらえない恨みや、ちょっとした諍いから「あいつらのことチクってやれ!」となったのだろうか。正義感というよりはもっと陰湿な感情から仲間を売ったような気がするのだ。
この窃盗団、いやサッカー部員に対する処分だが、学校ではしばらく自宅待機させた後に反省文を書かせて学校に復帰させるという。なんだか甘すぎて笑ってしまう。そんな紙っぺら一枚でこの罪が消えるのか?どうせ中味は「軽い気持ちで盗っちゃったんです。チョー反省しています。もう二度としないぴょーん」程度なんだろう。オレが商店主なら盗んだ金額の10倍くらいの迷惑料を親に払わせるぜ。1万円万引きしたら10万円分だ。いっそこのルールを明文化して日本中で適用してくれ。刑法改正で窃盗などの犯罪に懲役刑ではなくて罰金刑を導入するということだから、被害金額の10倍と明文化すればいい。払わなかったら少年院送りだ。遊び感覚で万引きという名の窃盗を繰り返し、商店に多大な金銭的被害を与えた馬鹿どもはそれ相応の罰を受けてこそ自分の犯した罪の重さを認識できるのである。
賠償金を払えずに親が破産するのならそれもまた結構だ。そんな馬鹿を育てた親にも十分に責任があるとオレは思うからである。そんなヤツらは親子で苦労させるのが一番いい。万引きをした馬鹿は必ず親子共々迷惑を掛けた店に赴かせて、損害金額を賠償した上で店内で土下座して詫びさせ、一ヶ月は店の前の掃除をさせるとかさせるべきだ。犯罪防止にはこのように実効性のある罰を科すのが一番だろう。
前の日記 後の日記