2005年09月23日(金) |
秋にもゴールデンウイークがくるのだ |
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秋にもゴールデンウイークがやってくる・・・といっても4年後のお話なのだが、祝日法という法律の中には「祝日と祝日に挟まれた日は休日とする」という休日オセロルールが存在する。これは5月4日を休日にするために無理やり作られた規定だったのである。
ところが、ハッピーマンデーによって祝日が固定されなくなった。敬老の日は9月15日、体育の日は10月10日と長いことオレたちは刷り込まれていたわけだが、今年は9月19日が敬老の日、そして9月23日が秋分の日となっていて二つの祝日の谷間にはわずか3日しかないのだ。この谷間がもしも1日になれば、休日オセロルールによって間の平日が休日になってしまう。それが実現するのが4年後、2009年9月なのである。
そのカラクリを説明するとこういうことだ。まず9月19日・20日が土曜日と日曜日である。ハッピーマンデーでこの年の敬老の日は21日ということになる。23日には秋分の日がある。ということは間にある1日の平日である22日が自動的にオセロ休日にされてしまうのだ。土日月火水という5連休が成立するのである。残された木金をずる休みすれば9連休だ。これはもう第二のゴールデンウイークと呼ぶしかない。この5連休は2050年までにさらに6回出現するという。
この秋の大型連休を狙って、旅行会社はいろんな商品を企画してくるだろう。まだ残暑が残る季節で、しかも台風の可能性もあるので予約しても飛行機が飛ばないとか旅館が被災して行けないというトラブルも起きるかも知れないが。このオセロルール、いっそのこと中1日なんてケチなことを言わず、中2日ならその2日間を休みにするというふうに拡大してくれないかなあ。そうすると、秋のゴールデンウイーク発生の頻度はさらに高まるからだ。
日頃仕事の疲れがなかなかとれないオレは、休日はたいてい昼前までのんびり寝ている。睡眠不足なのでそういう時に寝だめするのである。昼間も寝ていることもある。トータルすると一日で18時間くらい寝ていたりする。せっかく連休が増えても、オレはそのほとんどを寝て過ごしそうであまり意味がないのだが、世の中にはオレのようなぐうたらな人間ばかりではなくて、その休日にびっしりと遊びのスケジュールを入れて分刻みで予定をこなす勤勉(?)な方も大勢いるはずだ。遊びも一生懸命に疲れるくらいにやるのが日本人の美徳である。みんながしっかり遊んでこそ景気は良くなるのである。秋の連休、4年先だが今からかなり楽しみである。
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