2005年09月19日(月) |
ごめんなさい!ぼくはシャブ中議員でした |
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自宅で覚せい剤を所持していたとして、愛知県警と警視庁は9月18日、民主党前衆院議員小林憲司容疑者(41歳)と、その私設秘書ら2人を覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕した。小林前議員は2000年から連続2期衆院議員を務めたが、今回の総選挙では愛知7区から立候補して落選している。3人は「以前から覚せい剤を使用していた。自分で吸うために持っていた」と供述しているという。
このシャブ中議員は5年間国から歳費をもらいながら、そのゼニの一部を覚せい剤購入資金に充てていたのである。オレが支払った税金が巡り巡ってこの男の覚せい剤の購入資金になったのかも知れないのだ。全くもって許せない話である。もらった歳費は全額国庫に返納させた上で刑に服するべきだろう。
民主党愛知県連は即日小林憲司を除名処分とすることを決定。また、小林憲司は現在、比例東海ブロックの名簿で次点になるので民主党は名簿から削除する方針だという。覚せい剤の使用は常習的なものであることが普通だから、この男が選挙活動中や国会議員としての在職中にも覚せい剤を使用していたことは間違いない。いや、議員になる前からすでに常習だった可能性もある。それにしても情けないのはこの私設秘書たちである。議員サマの暴走を阻止するどころか、一緒にシャブ仲間になっていたのだから情けない。
覚せい剤使用は一度目は執行猶予判決になることが多いが、国会議員の立場にありながらの犯行ということを思えば、こいつには5年くらいの実刑を喰らわせてやれ。それにしてもオレが驚くのは、本来「選良」でなければならない国会議員の中にどうしてこんなに犯罪者が多いかである。つい先日も中西一善とかいう馬鹿が酔っぱらって乳を揉むという事件で議員を辞めている。鈴木宗男とか中村喜四郎といった筋金入りの利権野郎は論外だが、覚せい剤とか痴漢とか、一般市民でも恥ずかしいような低レベルの犯罪者が国会議員の中にいるということにオレは驚くのだ。今に国会議事堂内の売店(そんなものがあるのかどうか知らないが)で万引きする議員が出るかも知れないぞ。
もっとも地方議員レベルでは強制わいせつはしょっちゅうだし、最近は殺人まであるからなあ。国会議員にもこれからそんな腐ったヤツが出てくるだろうな。間違えちゃいけない。議員が犯罪を犯すんじゃないんだ。犯罪者が議員になってるだけなんだ。女子高生の援助交際もそうだ。女子高生が援助交際するんじゃなく、ふだん売春を生業にしている女性が殊勝にも高校で学業に励んで居るわけだ。そう思えば彼女たちが立派に思えてくるから不思議である。(事実オレはそうやって学ぶ気持ちを失わない人たちを称賛しても決して貶めることはしたくない。学校に来てるのに全然勉強しない連中よりははるかに立派である。)これらのことはものごとは見方を変えれば善が悪に、悪が善になるという好例である。
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