2005年09月14日(水) |
琵琶湖にピラニアを捨てたのは誰だ! |
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ピラニアと言えば「アマゾンの人食い魚」といわれるどう猛な淡水魚である。うっかりピラニアの生息する川に落ちれば数分で骨だけにされてしまうらしい。神戸市にある須磨水族館ではピラニアに餌をやるところを見ることができるのだが、その旺盛な食欲にはただ驚くばかりである。その危険な魚が、なんと琵琶湖に生息していたのである。熱帯に住むはずのピラニアが、琵琶湖のような冷たいところでも生息するほどに地球温暖化は進行していたのだ。実に怖ろしい話である。
9月12日朝、漁師が琵琶湖に仕掛けていた刺し網に見慣れぬ魚が1匹かかって死んでいた。滋賀県の水産試験場が調べたところ、この魚はなんとピラニアだった。体長約16センチ、重さ96グラム。おそらく誰かが観賞用に飼っていたものを放した可能性が高いとみている。一匹いたということは、実際はかなりの数が生息している可能性がある。肉食魚だけに他の小魚を食いまくる可能性も高く、そうなると漁業に与える被害は計り知れない。こんな物騒なものを放した馬鹿はいったい誰なんだ。
水温が10度を下回ると死ぬため琵琶湖では越冬できないというが、徐々に寒さに適応して生き延びるヤツが出てくるかも知れない。他の魚が喰われるくらいならまだいい。問題は琵琶湖で泳いでる人間が被害を受けることである。もしも大量に増えたピラニアが集団となって、カラダのほとんどの部分を露出して泳いでるビキニの女性(露出度ならパンツ一丁の男の方が高いが、男の悲鳴は見苦しいだけだから聞きたくないぜ。)を襲ったらどうなるのか。「きゃあ〜」と悲鳴を上げた次の瞬間には全身喰い尽くされ白骨に・・・なんて悲惨なことになるぜ。
とりあえずそのピラニアの死骸を徹底的に調べて販売したペットショップを特定し、そこから購入者を突き止めてこの無責任な野郎を「殺人未遂」で検挙すべきである。人が喰われてからでは遅いのである。増えるまでに十数年掛かればそれから被害が起きるだろう。オレはブラックバスやブルーギルを自分の釣りの楽しみのために琵琶湖に放すヤツらをクソ野郎どもだと思っていたが、ピラニアを捨てるヤツはそれ以上だ。クソ野郎をさらにパワーアップしたビチグソ野郎だ。こんな無責任なヤツは生きたまま須磨水族館のピラニアの水槽に投げ込んで餌にしてしまえ。そいつが喰われる場面は魚類の生態の貴重な記録映像として、水族館で毎日公開してくれよ。さっそく見に行ってやるぜ。
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