2005年09月13日(火) |
日本一迷惑なジジイの話 |
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77歳住所不定無職。こんなジジイがいたとしたらオレが思うのは、おまえいったい今までどんな人生を送ってきたんだという疑問である。きちっと働いてゼニを貯め、社会のために貢献し、結婚して子供を育て、老後は孫たちに囲まれて幸せに過ごす・・・といういい人生を送るためには、人生の中できちっと努力することが必要なのである。たいていの人は当たり前のようにこの努力をしてるのだ。努力していないのは一部のクズ野郎だけである。家族を捨てて性悪女のところに走ったり、ギャンブルに溺れて全財産を無くしたり、育て方が悪くて子供を犯罪者にしたりする連中である。そうしたクズ野郎の一人にこの日本一迷惑なジジイがいたのである。
9月12日午前8時ごろだから朝の通勤ラッシュの時間だ。京都市東山区のJR奈良線二の橋踏切で、77歳のジジイが踏切の外側にある非常ボタンを押したため信号機が青から赤に変わり、奈良発京都行きの快速電車(6両編成)が踏切の約200メートル手前で緊急停車したのである。急ブレーキに乗客はびっくりしたはずだ。このために電車は3分遅れることとなり、単線であるJR奈良線のダイヤは朝のラッシュ時にかなり混乱し、乗客1000人は思いがけない迷惑を掛けられることとなったのである。
ジジイは張り込んでいた京都府警の捜査員に鉄道営業法違反の疑いで現行犯逮捕された。この踏切では4月中旬以降に非常ボタンが押されて電車が止まるケースが約20回発生しており、捜査員が張り込んでいたという。このジジイは川谷内喜一(77歳)と名乗っている。「足が不自由なため、安心して踏切を渡りたかった」などと話しているという。おまえは自分が渡るたびにいつも非常ボタンを押したのか?なんて迷惑なジジイなんだ。
オレはこういう「自分が交通の中心」と思ってるジジイが大嫌いだ。横断歩道の青信号が点滅を始め、もうすぐ赤になるというときにゆっくりと広い交差点を渡り始め、青信号でクルマが発進するのを30秒近く妨害する認知症のジジイは大嫌いだ。どんな広い道路でも自分が横断するために手を挙げればクルマが停まると思ってる時代錯誤なババアもとにかく嫌いだ。大阪に住む人間はいらちが多い。それを待てるのはオレのように我慢強いドライバーだけだ。たぶんそれは大阪にオレ一人だけだ。オレ以外のヤツは誰でも心の中で「うっとおしいジジイやな。轢いてまうぞ!」と毒づいてるはずである。実際に轢いてしまうヤツがいたとしても、オレはそいつにかなり同情してしまうぜ。この老人の住所不定というのはホームレスなのだろうか。これからは刑務所がおまえの家だぜ。
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