2005年07月30日(土) |
巨人軍、なんとポケモン軍に敗れる! |
携帯用URL
| |
|
今時、巨人戦を地上波で見ている人がいるのだろうか。オレはたいていスカパーで見る。たまにスカパーでやっていない困った野球中継があって、それは必ず巨人戦なのだがいつも見ていて不快感に襲われる。それは、野球中継というよりはバラエティ番組の合間に野球を流してるとしか思えないひどい中継内容だからだ。特に日本テレビ系列の野球中継はひどくて見ていられない。
まずCMが長い。特に巨人の攻撃が終わった後のCMが長い。CMが終わって野球が映った時には回の先頭打者はたいてい終わっている。変なゲストがいつもいて、野球に関係のない話題をしゃべっている。そんなことを続けてるから、野球好きな人ほど地上波で野球を見るのをやめてしまうのである。
視聴率が落ちればますます野球にスポンサーはつかなくなる。人気のないものを放送してももうからなくなるのである。野球中継を延長せずに別の番組にした方がテレビ局も収入が増えるわけだ。その先陣を切ったのがフジテレビだったのである。
7月29日、フジテレビは今後予定されているプロ野球巨人戦ナイター中継の放送延長を、これまでの最大30分から15分に短縮すると発表した。これでは終了まで放送するのはまず無理だ。しかし、視聴率の稼げない番組を切ってしまうのはテレビ局が営利を追求する以上当然のことである。サンテレビが阪神戦を常に最後まで放送するのは、そうすることで阪神間に絶大なる支持を得ているからであり、スポンサーがつくのである。CMはもちろん関西ローカルなものばかりだが。阪神ファンのいる家庭ではたいてい夜のチャンネルはサンテレビに固定されてるはずである。我が家もそうしたいのだが、電波の受信状況が悪いのでやむなくスカパーにしているだけである。悪いのは我が家のウラに建っている三階建ての家である。その家が建つまではちゃんとサンテレビは受信できたのである。
7月28日の巨人―阪神戦は阪神が2回にいきなり打者一巡の猛攻で9点を取って勝負を決めた。その視聴率は5.2%(関東地区)と、今季最低だったのである。ちなみに関西地区では19.2%、阪神ファンはみんなウハウハ喜びながら見ていたのだ。この夜の番組の中で、同じ時間帯で最も視聴率が高かったのはNHK総合「ニュース7」の20.7%である。巨人戦の視聴率はテレビ東京の「ポケットモンスターAG」の5.3%も下回っているのだ。
たぶん、巨人ファンはリードされるとすぐにチャンネルを変えてしまうのだろう。どんなに大差でも最後までサンテレビを観ている阪神ファンとは根本的に人種が違うのである。フジテレビは8月4日以降に7試合の巨人戦を予定している。さて、他の局もこの方針に追随するのだろうか。それにしてもどうして巨人ファンはこんなに面白いものを見ないのかね。阪神が首位を走っている今の状況がそんなに不愉快なのか。面白くて面白くてたまらないじゃないか!
前の日記 後の日記