2005年07月25日(月) |
オレが占うぜ、政界大予測! |
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郵政民営化法案が参議院で否決されたら衆議院が解散になるということで、議員達は選挙準備に忙しく、一部の「政治銘柄」と呼ばれる仕手株にも動きがあったようだが、ここで選挙なんかやったら自民党の議席がますます減ってしまうからそんなことは小泉はしないだろうと楽観的な議員もいる。みんなのいやがることを平気でやるのが小泉だという基本的なことがわかっていないのである。
さて、ここでオレが大胆な予測をしてやろう。まず、郵政民営化だが、小泉はこのゴリ押しの理由付けがヘタクソだ。民営化して株式を公開し、それを売ることで10兆円のゼニが入ってくるということを大義名分にすればよかったのである。世襲局長の特定郵便局をぶっつぶすことで郵政公社は大幅にスリム化できるはずだから、民営化後の新会社は黒字になるだろう。そうなると郵政株は買いかも知れないぜ。
とりあえずここはドラマが起きないと面白くないので、「民営化法案否決」→「衆議院解散」となることをオレは願う。面白そうなのはその後のシナリオだ。たぶん郵政民営化に反対した造反議員は自民党の公認をはずされる。しかし、この連中はみんな選挙には出てくるから、自民党の公認と無所属の元自民党との骨肉の争いが繰り広げられるだろう。ここで民主党は漁夫の利を得るチャンスなんだが、なにぶん岡田はかなりのボンクラだ。それが絶好のチャンスであることがわかっていない。うっかり政権政党になったら大変だ、野党の方が気楽でいいと思ってるのかも知れない。しょせんジャスコの息子の発想はこんなもんである。
公認してもらえずに無所属になった元自民党議員のセンセイ方がかつぐのはおそらく石原慎太郎だろう。石原慎太郎には野心がある。それは、死ぬまでに内閣総理大臣の地位に就いて政治家としての頂点を目指すことだ。全選挙区に候補者を立て、石原を首班指名することを公約し、民主党の一部に引き抜きを掛ける。すると西村真吾みたいな右よりの議員がたちまち鞍替えすることになる。その頃には自民党はてんやわんやの騒ぎになっているだろうし、小泉の命脈は完全に絶たれているだろう。
石原が総理になれば、北朝鮮への経済制裁はすぐに断行するだろうし竹島には自衛艦を送って韓国との軍事衝突も辞さないだろう。中国は「総理とあろうものが我が国をシナと呼ぶな!」と反発するはずだ。そんなとてつもない政局のシナリオを思い描きながら、オレは単なる野次馬としてそれを見物したいと思っている。人材不足で候補者が足りなくなったらオレにも声を掛けてくれるかな。
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