2005年07月07日(木) |
オレにUSJを売ってくれ! |
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の累積赤字がかさんでいて経営が苦しいらしい。USJの登場のために宝塚ファミリーランドや阪神パーク、あやめ池遊園地など関西の老舗の弱小遊園地は事実上壊滅したのである。生き残ってる一部の遊園地もどこも経営を圧迫されて大変なのである。それなのに元凶であるUSJが経営が苦しいとはなんたることだ。オレはものすごく怒っているのである。出店してきた大型店が、昔ながらの商店街をたたきつぶしてから「儲かりませんわ」とほざいてるようなもので実に気分が悪くなる。
なぜUSJの経営が苦しくなったかというと、建設時に総事業費が1700億円掛かったうち1250億円が借金で、その返済が毎年100億以上あること。USJはまるで高利貸しから借りたような金利でぼったくり返済させられてること。年間1200万人を予想した入場者も1000万を超えたのは初年度のみで年々減少傾向にあり、累積赤字は316億円にのぼることなどがあげられる。
そのUSJが、借金の返済が少しでも軽くなればと250億円分の新株を発行し、そのうち200億円分は米ゴールドマン・サックス系の投資ファンドに割り当てる増資計画を発表したのである。増資で得た資金で借金は前倒し返済するという。たった200億円ぽっちのために外資に経営権を渡すのか。この経営陣はいったい何を考えてるのか。
そんなゼニはさっさと株式公開して、一般の投資家から集めればいいのである。USJの資産価値を考えれば、株式の時価総額は1000億をこえるだろう。(ちなみに東京ディズニーリゾートを運営する(株)オリエンタルランドの時価総額は約6600億円)別に外資に頼らなくても個人が買ってくれる。実際、新規上場のワケのわからない銘柄がびっくりするほどの高値で取引されてるじゃないか。
株式公開によって得られるゼニには別に配当という名の利子をつける必要はない。もちろん出した方がいいが、そんなもんは「パスポート」を年に4枚くらいつけてやれば十分だろう。客が増えたという報道があれば株も値上がりして投資家は勝手に喜んでくれる。地元ということもありもちろんオレはUSJに行ったことがあるが、あんなに混んでいるのがどうして赤字なのかと不思議なのである。台湾や韓国からの観光客も多い。修学旅行もかなり来ている。
いっそ、入場者数を少ない目にごまかして赤字を過大申告し、借金を返さずに踏み倒していったん倒産させちまうとか。そこで2億円くらいでオレにUSJを売ってくれたらいいんだがなあ。オレならきっと黒字にしてやるぜ。倒産して借金さえチャラになれば、年間1000億円以上の売り上げのある魅力的なテーマパークなんだからなあ。
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