2005年06月18日(土) |
暴言車掌、あんたは正しい! |
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6月4日、JR中央線国分寺駅で東京行き快速の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に対し、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスしたという。オレはこの勇気ある車掌に対して拍手を贈りたい。そういう無茶な客のせいで、他の客は迷惑させられてるのである。
ところが「お客様は神様です」と勘違いしてる馬鹿のせいで、そうした正論を誰も言えなくなってしまっている。客はしょせんただの客であって、それ以上でも以下でもない。ただの客が車掌の指示に従うのは当たり前のことだ。一人の駆け込み野郎のために、数百人の乗客が待たされるのは理不尽なことである。その駆け込み野郎が、すでに乗ってる乗客全員にゼニを払ってくれるのなら別だが。
しかし、この暴言放送を聞いた別の乗客がJR東日本に言いがかりをつけ、その結果同社は「言葉に配慮がなかった」と車掌の非を認めて指導したという。無法者の乗客に説諭して叱られたこの車掌にオレは大いに同情する。もしもオレがこの言いがかりの電話を受けていたなら、「アホかおまえは。ホンマのこと言うて何が悪いねん、文句あるんやったら乗るなボケ!」と言い返しただろう。
駆け込み乗車のせいでドアに挟まれて転倒し骨折した人もいるし、衣類のすそがドアに挟まってホームから転落するという事故も起きている。危険な行為に対して注意するのは当然のことだ。そんな迷惑な乗客のせいでダイヤが乱れれば今度は運転士が、あの脱線事故の原因となった、危険な「回復運転」を強いられるのである。とにかく駆け込み乗車をする客が100%悪いのである。こんなヤツらは絶対に撲滅しないといけないのである。その電車を逃したら次の電車が数時間後まで来ないという田舎のことではない。2、3分の間隔で次々と電車が到着するJR中央線で一本遅れてもたいした差はないだろう。そのわずかな時間がどうして待てないのだ、この早漏野郎め!
乗客が急いでるのはおおかた寝坊したり忘れ物をしたりという個人的な事情で、そんなのはどうせ全部が自己責任である。そんなヤツらを救済してやらなくてもいいのだ。車掌は一切の私情をはさまずに容赦なく扉を閉めればいいのである。それでも駆け込み乗車がなくならないのなら、いっそのこと扉を鋭利な刃物にして、扉にはさまれたらすぱっと手足や胴体が切断されるようにすればいいのである。みんなびびって絶対に扉には近寄らないだろう。もちろん、そんな殺人列車が許されるはずがないのだが。
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