2005年06月09日(木) |
脱線事故に便乗するクソ野郎は死ね |
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尼崎市のJR脱線事故に便乗する詐欺野郎が増えているらしい。乗ってもいない電車に「乗っていた」と主張して、被害者を装って見舞金をふんだくろうとするのだ。ただ、単なる思いつきでこの詐欺をしている頭の悪い連中が多く、事故状況を明確に説明できないなどでバレるらしい。(逆に言えば、事故の状況をうまく説明できれば騙せるということなのだろうか)
兵庫県警ではすでに見舞金詐取容疑で男1人を逮捕しており、この火事場泥棒どもの中でも悪質なケースはじゃんじゃん摘発するそうだ。この逮捕された男(37歳)というのは5月15日にJR西から見舞金三万円をだまし取ったという詐欺容疑である。この男は「腰などを打ち、通院を余儀なくされている」と虚偽申告し、伊丹市内の喫茶店でJR西日本の事故の担当社員と面会後、兵庫県警での説明につじつまが合わずにうそがバレて発覚したのである。男はJR西日本に対して「持っていたパソコンなどが壊れた」とうそを重ねて高額の弁償費も要求していたことが新たにわかった。
JR西日本は脱線した電車に乗っていた乗客に一律3万円の見舞金を支給しており、これを目当てに乗客を装う者がかなりいたわけだ。JR西日本側では把握した乗客リストの中で負傷者については入・通院状況をまとめているが、事故状況の説明があいまいなど不審点がある人物についてもご丁寧にリストを作成していた。「本当は乗っていなかったかも知れないリスト」である。虚偽申告なのかどうか、JR西日本の社員には見極めが出来ないので、この不審者リストは兵庫県警に提出された。ここには20〜30人が名前を連ねるという。
こんな連中のために本当に救済されないといけない事故の犠牲者の家族や負傷者の救済が遅れるのかと思うと誠に腹立たしい限りである。便乗野郎といえば、脱線車両が突っ込んだマンションの住民代表を名乗る男もなかなかのものらしい。緊急避難で住んでいたホテルで贅沢の限りを尽くし、6万円のステーキや2万円の寿司の領収書を持ってきてはJR西日本に精算させているという記事が週刊文春にあった。さすがに美食家のオレもそんな高いステーキは食べたことがないぜ。確かにホテルでは自炊できないから食費は掛かるだろう。しかし、ものには限度というものがあるし、こういうことは常識の範囲内で考えて欲しいものである。この便乗野郎がマンションの代表としてJR西日本に「誠意」を求めているのだから笑わせるぜ。関西のイメージを悪くしやがってこの豚野郎。
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