2005年06月06日(月) |
中年ニート、急増中 |
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オレはニート(NEET)がうらやましい。学校にも行かず働かず、それで毎日を暮らしていけるなんてなんて優雅な身分なんだ。オレが密かにあこがれる「それから」の代助のような「高等遊民」でいられるなんて最高じゃないか。
そのうらやましい連中が今どんどん増えている。それどころか高齢化が進んでいるというのだ。特に25歳から34歳までの男性に、2年以上の失業状態が続いていたり、家事も通学もしない層が目立ち始めているという。別にニートでもいいじゃないか。その連中が喰えずに餓死してるとかじゃないだろう。ちゃんと住む家があって、働かなくても仕送りしてくれるありがたい親が居て、それで毎日遊び暮らせるのならいいじゃないか。
最近はネットで株取引をしているニートも増えたという。それでゼニを稼げるのならなおのこといいじゃないか。オレもそんな身分になりたいぜ。あいにく仕事に追われて遊ぶ暇などないのだが、2ヶ月とか半年とかの長期休暇がもしももらえるならどんなに嬉しいだろう。
総務省の労働力調査によると、2年以上の長期失業男性は、今年1〜3月期で46万人。このうち約33%にあたる15万人が25〜34歳で、政府が問題視してきた15〜24歳の失業者3万人よりもはるかに多いことがわかった。
失業者にはまだ働こうとする意志があるからマシだ。最初から就職意志を持たない人はもっと多いのである。同じ調査でわかった非労働力人口のうち、家事も通学もしていない男性は983万人で、5年前に比べて27.1%増えている。この大半は定年退職した高齢者だが、25〜34歳の年齢層も40万人含まれていて、この層は5年前より44.4%も増えて倍近くになってるのである。
それにしてもてめえらどうやって生活してるんだ。オレはそれが不思議でならないのだ。働かないで喰えるほど日本は甘い国なのか。もしかして生活保護を不正受給して遊んでるのか。そんなものを絶対に野放しにするなよ。
働かないでいいというのは大金持ちだけに許された特権であり、貧乏人は誰しも身の丈にあった仕事を探してちゃんと働いているはずである。どうしても外に出て働きたくないのなら、ヒモになるか専業主婦や主夫という形で家庭内労働をしっかりと果たすか、あるいは犯罪を犯して刑務所にはいるか、限られた選択肢の中から選ばないといけない。それにしてもこのニートども、死ぬまでずっとニートで通すつもりかい?「働く」という行為と無縁のまま人生を終われるなんて、ある意味うらやましいぜ。ニートども、いくらヒマだからといって、犯罪に走ることだけはやめてくれよ。
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