2005年05月06日(金) |
リフォーム詐欺に騙されるな! |
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埼玉県富士見市に住む80歳と78歳の老姉妹が、複数の訪問業者に勧められるまま、この3年間で数千万円分のリフォーム工事を繰り返し、全財産を失うという事件が起きている。この姉妹は認知症で身寄りもなく、家が競売に掛けられたことで初めて近所の人が事件に気づいたのである。連絡を受けた市が裁判所に競売の中止を申し立て、業者側に対しては、近く債権放棄を求める方針だという。
なんだ、債権放棄くらいで済んでしまうのかね。この悪質業者共はすべて名前を公表した上で詐欺罪で告発して欲しいぜ。いますぐ財産を没収して社員全員を逮捕してしまえ。市の調べでは、姉妹に群がった業者と工事額は、契約書などから判明しただけで計14社・約5000万円だという。この姉妹には少なくとも4000万円前後の貯蓄があったとみられるが、全額が引き出され、さらに不足分に充当するため家が担保となり競売に掛けられたのである。家を追い出されて行き場を無くした老姉妹に死ねと言うつもりだったのか。オレは断じてこの連中を許せないのである。
この悪徳業者どもの中には、わずか11日間で5回・計673万円分の「シロアリ駆除」や「床下調湿」などの契約を結んだ会社もあり、最も多い業者は1社で2500万円分の工事をしていたという。そのほとんどは不必要で過剰な工事だったのである。屋根裏は補強金具の見本市で、床下用の調湿剤が庭にまで撒布されていたという。
事件に関して、工事額が最も多い会社の社長(要するに詐欺師の元締め)は「姉妹は10年来の顧客で病気とは思わなかった。2500万円は多すぎると思うが、下請けが契約を取ったので、全部は把握していなかった」と言い訳しているのだが、とっとと刑務所にぶち込めよ。こいつみたいに自分たちのやってることが犯罪だという自覚もない悪人が多すぎるのだ。
もちろん、リフォームが必要な家は確かに多数存在する。築30年をこえた我が家もあちこち補修しないといけないところがあるが、それは老朽化したから仕方のないことである。いずれオレも株式投資で貯めたゼニで今住んでいる家を大幅にリフォームしたいと思っているのだが、悪徳業者には絶対に引っかからないように用心したいと思っている。ただ、悪い評判が立ったら地元ではもう商売はやれないと思うのだが、それでも平気でリフォーム詐欺をやる連中は何を考えてるのだろうか。それとも評判など気にしない筋金入りの悪人なのだろうか。
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