2005年04月18日(月) |
オレは大阪市議会議員になりたい! |
携帯用URL
| |
|
大阪市といえば借金まみれでどうしようもない状態なのである。もしも日本初の自治体破産ということが起きるならそれは神戸市か大阪市だろうと言われるほど危機的状況なのだ。それなのに馬鹿というか楽天的というか、市の職員はいろんな手当を「既得権」として放さず、財政再建なんて全く頭にないのである。2、3年に一着スーツを新調してもらえて、「着ないけどタダでくれるのだからもらっておこう」という感覚なのだ。ゼニをとことん無駄にしているのである。
市議会議員も厚遇されていて、議員報酬は1728万円だが、政策調査費720万円、本会議や議会に出れば日当1万円(出るのが議員の義務なのにわざわざ別に手当が出るのだ。信じられないことである。)、年間にこれが約50万ということで合計で約2500万のゼニが支払われている。89人の市会議員全員がこの恩恵にあずかってるのである。
議員厚遇の中身はそれだけではなかった。なんと市営地下鉄・市バスの無料パスが渡されていたのだ。先述の日当は「交通費」に当たるわけだが、それなのに無料パスもあるというのは解せない。交通費の二重取りだ。(この無料パスは視察用という名目である。)また優待入場券が支給されていて天王寺動物園、長居植物園、咲くやこの花館、市立美術館、大阪歴史博物館、市立科学館などにすべて無料で入場できるのである。なんといいご身分であることか。
オレは市立科学館が大好きである。あのプラネタリウムが好きなときにいつでもタダで見られるというのはうらやましすぎるぜ。それだけでも市議会議員になる価値があると言えるだろう。歴史博物館では今阪神タイガース展をやっいたはずだ。入場料は確か大人1000円だったと思う。それがなんと議員というだけでタダにしてもらえるのだ。まだ行ってないから行きたいのである。
うーん、これだけ恵まれた身分である市議会議員、どうやったらなれるのだろうかとオレは考えてしまう。まず住民票を大阪市に移さないといけない。それも投票は区単位で行われるから、どの区なら当選しやすいかということを考えてそこに引っ越さないといけない。無所属で出ればいいのか、既成政党に加入すればいいのか、選挙運動はネット上でかなりできるとして、街ではどんなパフォーマンスをすればいいのか。選挙資金はどのくらい用意すればいいのか。えっ、「動機が不純」だって?そもそもこの世に不純でない動機で議員をやってる輩などいるのかね?いたら教えてくれよ。
前の日記 後の日記