2005年04月17日(日) |
アイフルは金貸しなのである |
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チワワのCMで有名なアイフル、武富士のダンスのCM同様に金貸し業界のイメージを明るく見せようと必死なんだが、やっぱりサラ金はサラ金、金貸し以上でも以下でもない。ところが最近は客も賢くなって自己破産という形の踏み倒しも多くなり(そもそも企業ではなくて個人の破産なんて認めるから、わざと浪費しまくって自爆する馬鹿が増えるのだが)、回収不能なゼニも増えている。これはかなり困ったことである。
焦ったサラ金側は、絶対に損にならない不動産担保ローンというものに力を入れてるのである。これはわずか400万くらいの融資の担保でも、その何倍もの価値の土地や不動産を担保として差し出させて、利息が払えずに焦げ付いた客の資産を取り上げてしまう正当なやり方である。どちらかというとサラ金側は融資したわずかなゼニよりも、焦げ付いてくれて取り上げる不動産の方が欲しいのである。客も馬鹿だからわずかな借金のカタに土地や家を差し出してしまったり、自分が持ってない場合は親族の家や土地を差し出すのだ。たぶん「これは形式的なものですから」「融資の手続き上必要ですから」とでも言うのだろう。
その強引な融資に対して、弁護士や司法書士ら約170人が4月16日、京都市内で「アイフル被害対策全国会議」(代表・河野聡弁護士)の設立集会を開いた。18日に、近畿財務局に行政処分などを申し立てるという。オレはいつも思うのだが、この人たちは本当に「被害者」なのだろうか。本当の被害者は、お金を貸したのに返してもらえずに踏み倒され、上司からは回収できなかったことを責められて板挟みになって逆ギレしてしまい「破産なんか認めんぞ」「おまえらなんかつぶしてやる」と毒づいてしまうサラ金の社員じゃないのか。
まっとうな生活をしていれば絶対に金貸しの世話になんかならずに済む。自分の稼いだ範囲内でゼニを使えばいいのである。オレはこれまでずっとそうしてきた。それがまっとうな人間の生き方である。ちゃんと働いてるのに金がないのは、自分の身内に救いようのない浪費家がいたり、自分自身が浪費家だったり、分不相応な家に住んでいたり贅沢なクルマに乗っていたり金のかかる相手と付き合っていたりするからである。そんなろくなもんじゃねえ客たちを相手にして、ゼニを貸してくれるサラ金様は神様みたいに感謝されてもいいはずだ。それなのになぜ「金貸し」は賤業とされるのか。これもシェークスピアが「ペニスの小人」いや違った「ベニスの商人」なんかを書いたせいなのか。
自分の生活もちゃんとできないのに借金をしてチワワを買う馬鹿がいれば悲劇が起きて当然なのである。自業自得!まずなんでそうなったのかを考えるべきだろう。実際サラ金利用者の90%はパチンコが好きである。そんなことをしてるからゼニが貯まらないのである。
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