2005年03月16日(水) |
すみません、園長先生は変態でした |
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世の中にはいろんな変態がいる。酔ったふりをして通りすがりの女性のオッパイを揉む変態。尿道につまようじを挿す変態。お尻にキュウリなどの異物を入れる変態などである。そうした変態さんの中でも特に変態度の高いのが、排尿・排便シーンを覗くことが好きな変態である。
その昔、トイレが今と違ってくみ取り式だった頃、共同便所の巨大な便壺に入り込んでウンコまみれになりながら、頭上の便器の穴から用を足す女性の局部を覗く変態がいた。あの臭さの中で、降り注ぐオシッコを浴びて長時間耐えながら覗くという馬鹿げた行為はまさに変態道を極めた行為だったと言える。トイレでの覗きというのは本来そういう過酷なものだったはずだ。しかし文明の利器は、覗きを極めて簡便な行為に変えてしまった。便器やその周辺に小型カメラを設置して、それを好きなときに再生すればいいのだから。
埼玉県加須市の民間保育園の園長(47歳)が、園内の職員トイレ(和式)の便器の前後にピンホール型カメラを設置して盗撮し、園長室のモニターで映像を見ていたとして、埼玉県警は軽犯罪法違反(のぞき)の疑いで書類送検することになった。園の理事会が3月15日夕に開いた保護者会で園長は事実を認め、退任することを明らかにした。
なぜ覗きがバレたかというと、3月4日朝、出勤してきた保育士の女性が園長室のモニターに職員トイレの内部が映っているのを見つけて警察に届け出たのである。このモニターが園長室にあったということは、この変態、いや園長は女性職員がトイレに入るたびにそのモニターに見入っていたということだ。堂々と真っ昼間から自分の変態趣味を満たしていたのである。
警察が押収したビデオテープには、トイレ内部とみられる映像が映っており、たびたび消去してビデオテープを使い回していたとみている。園長が退任するのはもちろんだが、怒りがおさまらないのは見られていた保育士たちだろう。自分の恥ずかしい姿を面白半分に見ていたこのオッサンからきっちり慰謝料を分捕ってやれ。一人あたり100万円は取れるだろう。
この保育園は社会福祉法人で、0歳から就学前までの68人の園児が入園している。園長は3月8日に県に呼ばれた際に、「いらいらが高じ、やってしまった」と事件を報告したという。いらいらしたら便器に小型カメラを仕掛けるのか?変態のやることは常人には理解不能なことばかりである。オレのような普通の人間にはそんな世界は想像もつかないのである。
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