2005年02月28日(月) |
あんたたち、みんな税金払ってるかい? |
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株式投資で得た所得を申告して税金を払うために、オレは昨日税務署を訪れた。休日は税務署はもちろん休みなんだが、2月20日・27日に限って日曜日も臨時に申告書を受け付けるために開いてるからである。
平日の税務署は5時に閉まってしまうので仕事帰りにはとても間に合わない。去年も夜に持ってきた書類を収受箱に放り込んで帰ったら、かなり時間が経ってから督促状が届いて腹が立ったことを覚えている。少なくともこちらは確定申告の期間内に書類を提出したのであり、支払い方法に関してきちっと説明するのは税務署側の義務であって、それが怠慢な仕事ぶりで遅くなったのは税務署側の理由なのに、オレのような善良な納税者に督促状とは何事かと電話でガンガン文句を言ったことを覚えている。その時はいちおう計算して延滞税を含めて支払ったが、しばらく過ぎてから延滞税の分が「払いすぎ」ということで返金された。今年はそういうトラブルがいやだったのでちゃんと直接手渡そうと思ったのである。
税務署には臨時にプレハブの小屋が建てられ、そこに入ると大勢の人が説明を受けながらせっせと申告書を書いていた。「こんなに大勢居るのならかなり待たされるのか?」と思ったが、オレが手に持っているカラー印刷の申告書を示すと「できあがってる方は直接提出してください」と言われた。去年もそうしたのだが、国税庁のWEBサイトで確定申告書を簡単に作成できるので昨晩完成させていたのである。手元にある源泉徴収票や、証券会社から交付された特定口座の取引報告書を見ながらそこにある金額を打ち込めば、10枚つづりの申告書がたちどころに完成する。
一度やって慣れている今年は昨年以上にあっけなく完成したのだが、印刷が始まって出てきた一枚目の表紙に「平成15年度分」と書いてあったので仰天する。なんと、オレは昨年保存していたURLのところで作成していたのだ。もう一度ヤフーで国税庁と検索し直してTOPページから入り直して、数値を入力し直した。今度は正しく平成16年度分が完成した。
税金の支払い方法は、銀行振り込みも口座引き落としもできるということだったので、口座引き落としにするためのハガキをもらった。一度手続きすればずっと引き落とされるそうだ。来年も投資が税金を払えるほどの黒字ならいいんだが。税務署員といえば庶民のわずかなゼニもむしり取る悪代官のイメージを持っていたが、丁重な対応で言葉使いも丁寧でなかなか好感が持てた。客からゼニを受け取る側なんだから当たり前なんだが。
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