2005年02月23日(水) |
「クレヨンしんちゃん」を勝手に使うなボケ! |
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中国でも「蝋筆小新」として子供たちに人気のマンガ「クレヨンしんちゃん」のキャラクター商品を、双葉社がライセンス契約を結んだ上海の業者を通じて販売したところ、無届けの海賊版、いわゆるコピー商品が先に商標登録を済ませていたため本物が商標権の侵害品と扱われ、店頭から撤去させられたことが分かった。出版元である双葉社は先月、企業を監督する上海市工商行政管理局に対し、商標登録の取り消しを求めるなどの対応に乗り出した。
マンガ「クレヨンしんちゃん」は中国では2002年から発売され、2004年4月に双葉社はライセンス契約した業者に子供服やカバンなどのしんちゃんグッズを売らせた。ところがそれらの正規品を販売していた大手デパートは当局から「コピー商品を売ってる」と指摘を受け、商品を撤去させられていたのである。なんと1997年からしんちゃんグッズの偽物が出回り、その偽物を作った業者が商標権をすでに持っていたのである。そんなもんを認めてしまうとは実にあきれた国家である。もしも日本国内で偽物業者がエルメスとかルイ・ヴィトンの偽物を国内で商標登録できれば世界の笑いものだ。ところが中国ではこのような認可を受けた偽物が無数にあるという。
この件に関して日本政府は断固として抗議し、中国国内の偽物をすべて廃棄することを強く求めるべきである。ホンダやヤマハのバイクを丸ごとをぱくって粗悪品として堂々と生産・販売するような無節操な連中の国である。たかがマンガのキャラの問題ではない。これは国家の主権が侵害されているのと同じだ。アニメはすでに世界に輸出されている日本の基幹産業である。そこから得られる利益をこのような不当な形で侵害してる中国企業と、その盗っ人企業に政府のお墨付きを与えて保護してる泥棒擁護政府の両者を断じて許してはならない。
双葉社が中国企業を訴えるというその裁判の行方をオレは注目している。もしもここで中国当局が不当な判決を下すようなら、そのときは双葉社は徹底的に反中国キャンペーンを打ち出せばよい。「漫画アクション」にはじゃんじゃん中国をおちょくったマンガを載せればいいのである。中国政府が抗議したくなるくらいに露骨にマンガで訴えればよいのだ。この際小林よしのりを起用して反中国マンガを連載させろ!やられたらとことんやり返さないと、このままでは日本は舐められっぱなしなのである。
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