2005年02月07日(月) |
医学部助教授が覚せい剤はアカンやろ! |
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福岡県警博多臨港署は2月6日、ラブホテルで覚せい剤を所持していた九州大感染防御研究センター助教授・西村仁志容疑者(36歳)を覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕した。腕に複数の注射痕があり、同署は覚せい剤を使用したとみて入手経路などを調べているという。
2月6日午前2時半ごろに、福岡市中央区那の津にあるラブホテルから「言動のおかしい客がいる」と110番通報があり署員が駆け付けたところ、西村容疑者がホテルの廊下をはだしでうろついており、上着のポケットに覚せい剤0.9グラムを持っていたため現行犯逮捕となったのである。ラブホに一人でチェックインしている状況自体すでに十分怪しいが、はだしで廊下をうろつくということは、すでにラリっていたのだろう。まあ「はだし」は「はだか」よりはマシなんだが。シャブ中のヤツの中には真冬でも全裸になって走り回るヤツもいるらしい。それで刃物を振り回されたりしたらたまらんぜ。こんなのは見つけ次第射殺してくれ。
さて、薬物に関しての知識も十分にあるはずの医学部の助教授サマが覚せい剤を使用していたというのはなかなか驚きなのである。本来あんたは人に薬物中毒の恐ろしさを啓蒙すべき立場だろうに、自分が中毒になってどうするんだ。西村容疑者は名古屋大医学部助手などを経て、2003年5月に九州大生体防御医学研究所の付属機関である同センター助教授になった。免疫学が専門である。平成15年には感染防御研究センター感染制御学分野で、「全身性エリテマトーデスの発症におけるCD30シグナリングの役割」(何のことなのかさっぱりわからん)の研究で100万円の研究助成金を受けている。もしかしたらそのゼニの一部で覚せい剤を買っていたのかも知れないなあ。研究のストレスを癒すための必要経費として。
研究の業績を上げれば、白い巨塔の中で出世していったかも知れないお方が、こんな馬鹿げたことをしてしまって、いったいこれからどんな人生を送ることになるのだろうか。オレはそれが気になるのである。西村助教授は農学部出身の研究者なのでもともと医師免許は持たない。医師としてやっていけない以上、研究者としての生き方を閉ざされればもう彼の将来はないに等しい。日本の寛大な刑罰のおかげでたぶん執行猶予になるだろうが、もはや彼は元の世界には戻れない。医学部の助教授としての名誉を捨ててまでのめり込むほどの魅力が覚せい剤にあったのだろうか。
西村助教授は単身赴任で、昨年9月ごろから「眠れない」「食欲がない」などと訴えて休みがちで、1月20日以降は無断欠勤して連絡が取れなくなっていたという。どの時点から彼は薬物に犯されはじめていたのだろうか?今は覚せい剤を驚くほど簡単に買える時代である。ネットで通販されてるそうだし、大阪でも釜が崎に来れば道ばたで売られてる。こんなに氾濫してるのはやはり罰が軽いせいだろう。芸能人でも一度捕まってから二度、三度と捕まる馬鹿が多い。やっぱり初犯でも20年くらいぶち込んで、完全に薬物依存の習慣が抜けるまで待つしかないなあ。
でも西村助教授はやっぱり大学のセンセイなんだから、自分の薬物体験をしっかり活かして、「わたしはこうしてシャブ中から立ち直った」と講演行脚するのもいいんじゃないか。それとももう完全に廃人になってしまっていて無理なんだろうか。なんでこうなったんだろうな。周りは気づいていたのかな。意外と周りの人は「あいつ、ときどきラリってるよな」とウワサしていたりして。
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