2005年02月03日(木) |
地球はこんなに寒いのか! |
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日本列島がすっぽりと寒気に包まれ、本格的な寒さに襲われた2月1日の朝、オレは用心していつもよりも30分早く家を出た。クルマの中にあった温度計はマイナス1度を指していた。余裕を持って家を出たのは、あちこちで路面が凍結していて、ゆっくりと安全運転しないといけないからだ。
オレは雪道の運転がかなり得意である。少しくらいの雪ならノーマルのタイヤで慎重に走るし、かなりの雪ならタイヤチェーンをさっさと装着するだけのことである。しかし、オレにとって困るのは他のドライバーの存在である。この世にクルマを運転してるのがオレただ一人なら、雪が降っても全く問題はないのだが、残念ながら大阪の街には雪道や凍結路の運転に不慣れな無数のドライバーたちが、勇敢にも凍った道路に飛び出してくる。どうしてそんなにスピードを出してるんだ馬鹿。陸橋の上はところどころ凍結しているし、大和川に架かる橋を渡るときもオレはかなり慎重に走った。
職場に到着するまでに目撃した事故車両は5台もあった。追突してる馬鹿。歩道に突っ込んでる馬鹿。中央分離帯に乗り上げている馬鹿。こいつら本当に免許を持ってるのか。そんな馬鹿と遭遇したら大変なのでますますオレの運転は慎重になる。この冬は暖冬だと言われていたが実際はかなり寒かった。去年はたまにしかはかなかったパッチ(関東ではズボン下というらしい)も今年はほぼ毎日はいている。「パッチ=老人」と認識していたオレにとって、パッチをはかないと寒さに耐えられないのは、オレの忍耐力の限界を超えて寒いのか、それともただ単に自分が年をとったということなのか。
幸いオレは事故に遭遇することはなかったが、神戸では50台近い玉突き事故が起きていた。事故が起きたのは午前4時半だという。その時間帯にそれだけの交通量があったことにも驚いたが、少なくともこれだけ気温が下がっているのに「橋上の道路が凍結してるかも知れない」という警戒心を持たずにかなりの高速で走り抜けたということがオレは信じられないのである。そこでオレからの提案だ。自動車教習所で習う実技講習の中に、雪道や凍結路をぜひ採用してもらいたいということである。その設備のない教習所で免許を取った者は、「非雪道限定」と免許証に表示され、限定解除してもらうには冬の北海道や新潟で路上検定を受けなければならないという仕組みにしたらどうだ。雪が降るたびに事故が発生するよりもずっとマシだろう。
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