2005年01月29日(土) |
オヤジ暴走族はかなりみっともないぜ! |
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暴走族といえばその構成員は若者と決まってる。中には免許を持たない中学生や小学生まで入ってるときもある。20歳になれば引退するのが通例だ。オッサンになってまでそんな馬鹿なことはやってられないということだった。ところが最近は引退せずにそのまま走り続ける連中が増えてるという。なんて迷惑なジジイどもなんだ。
宮城県警が県内の暴走族を調べたところ、2000年には成人は10%程度だったのが、2004年にはなんと50%が20歳以上の成人に占められるようになっていた。構成員がそのままなら平均年齢は毎年1歳ずつ上昇する。つまり、新しい若手メンバーを補充できないまま元のメンバーが辞めずに高齢化する現象が起きているのだ。このまま行くとあと30年経てば「還暦暴走族」などという爺婆の集団が出現するかも知れない。棺桶を積んで走るとなかなかイカすかもなぁ。
なぜこんなことになったのか。それははっきり言って今の暴走族がとにかくダサいからである。同様の現象は関西でも起きている。あまりにカッコ悪いので、中学生や高校生があこがれて入ってくるということがなくなってしまったのだ。そのために下っ端のメンバーはいつまでも下っ端のままである。一部の暴走族は暴力団の下部組織の役割も果たしているのだが、新たなメンバーが勧誘できないので上納金も満足に納められない。組織を解散することもできず、そのまま情けないオッサンとなってチンタラ暴走行為を続けてるのである。馬鹿はガキだから許されるという部分もある。いい年をした大人がしているのはただ見苦しいだけだ。
そういえば元日の朝の恒例の富士山への暴走も、雪が降ったからと事故を恐れて少なかったという。命知らずの暴走野郎はもう絶滅種なのである。今の暴走族はそのほとんどがただのヘタレで、のろのろと蛇行運転して他のクルマに迷惑を掛けたりする程度しかできないので、ますますダサくて人気がなくなるのだ。
かく言うオレも、土曜の深夜にクルマを走らせていて暴走族らしき連中に取り囲まれたことが何度かある。そのたびにオレは携帯電話で110番通報して万一の時のための保険をかけてから、少し速度を落として族どもを油断させ、不意をついて一気に加速して連中を振り切って逃げた。これは自分の生命を守るための緊急避難だから速度違反しても許されるのである。しかもオレは暴走族に襲われた被害者なのである。たとえ相手をはねて殺してしまっても、それは族どもがオレのクルマに危害を加えたからでありこちらに落ち度は全くないのだ。法律がオレに味方する以上、安心して幅寄せで暴走族のバイクを地獄に葬り去ることができるのである。
もっともオレに勝負を挑んでくるような骨のある暴走野郎が居ればかえって嬉しいくらいだ。今の暴走族は基本的にヘタレオヤジの集団である。運転技術もろくに磨かず、ひったくりやナンパに精を出すだけの情けない連中だ。そんなカッコ悪いこといつまで続けてるんだ馬鹿!
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