2005年01月20日(木) |
オッパイに蛇の入れ墨を彫る中学生 |
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中学2年の女子生徒に入れ墨を彫ったとして、大阪府警少年課は1月19日までに、箕面市の入れ墨師、二宮誠司(34歳)と池田市の風俗店経営、谷口辰也(28歳)の両容疑者を傷害容疑で逮捕した。いずれも容疑を認めているという。二宮容疑者は1995年7月から箕面市内の雑居ビルで入れ墨専門の施術所を開業していた。そのうわさを聞き付けた谷口容疑者が昨年2月ごろ、自分が経営する店で働いていた少女(当時14歳)が入れ墨を彫りたがっていたことを知り、その少女に「Hをさせてくれたら入れ墨の費用2万円を出してやろう」と持ち掛けて承諾を得て、二宮容疑者の店で左胸に約10センチ四方の蛇の入れ墨を彫ったという。
蚊の入れ墨なら笑えるが、蛇ならやっぱり怖い。その女をナンパした男が、いざベッドインという段階になってその入れ墨に気づいたら震え上がるかも知れない。
さて、なぜこの彫り師は逮捕されるのか。もしも、いやがる女に無理やり彫ったのなら明らかに傷害罪だ。しかし、相手が「彫ってくれ」と望んでるのである。だったら中学生の耳に穴あけてやるヤツらは「傷害罪」に問われないのか?どうして入れ墨は罪になって、耳に穴をあけるのはOKなんだ?入れ墨は邪馬台国の時代からの日本古来の風習じゃないか。化粧の延長の感覚で針を使い回して、C型肝炎を客同士に感染させながらやってる連中はどうなんだ?入れ墨ってもしかして未成年は禁止だったのか?そんなこと初めて聞いたぞ。やりたい馬鹿にはやらせておけばいいじゃないか。本人は勝手にカッコいいと思ってるんだ。
この彫り師は客の求めに応じて彫っただけだ。そもそも彫り師にとって「若い女の美しい肌」に彫ることは生き甲斐だそうじゃないか。それは谷崎潤一郎の小説「刺青」を読んだらよくわかるだろう。だったら14歳の少女の客が来たら狂喜して彫らせてくれと言うに決まってるじゃないか。それに14歳から風俗店で働いているヤツをわざわざ保護してやる必要があるのか?本人が「勉強して学校に通って」という人生ではなくて、「風俗店で客にHなサービスをして」という人生を選択したんだ。
その少女がどんな家庭に育ってどんな友人が居たからこうなったのかはわからない。しかし、胸に蛇の入れ墨を入れようとするということは、本人がそうして堕ちていくことを自ら主体的に選び取っているのである。普通じゃないことを望んでいるわけだ。もし将来の目標が「極道の妻」となることだったら、みごとに最短コースで進んでいることになる。また、そこから立ち直って弁護士になった大平光代さん(現・大阪市助役)みたいな例もあるから先のことはわからない。
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