2004年12月24日(金) |
死ぬ気で喰うんだ!クリスマス |
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今日は12月24日、いよいよクリスマス・イブである。バブルの絶頂期には日本中のカップルがこの日に豪華なディナーを楽しむことがお約束とされ、そのまま高級ホテルで愛を交わしたのである。とにかく恋人達にとって一年で一番大切な日だったのである。恋人の居ない男女は焦ってこの日までに引っ付こうと大変だったのだ。さすがに最近はその神通力も薄れてしまい、昔のような翌朝チェックアウト時の大混雑は起きなくなったが、それでもこの日が大切な一日であることには変わりはない。もうすでに24日の夜は、一流どころは予約でいっぱいのはずである。
ところがこの土壇場にそんなカップル達の予定をぶちこわす騒ぎが起きた。大阪・天王寺にある若者に大人気の商業施設「Hoop」に入居するレストラン「キハチ・イタリアン」で食事した男女に下痢やおう吐などの食中毒の症状が発生したのだ。同店は20日から二日間の営業停止になった。また、大阪市北区の高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」では、食事をした客37人が食中毒症状を訴え、うち7人から急性胃腸炎を引き起こす「ノロウイルス」が検出されていたのである。大阪市はホテルの食事が原因として、ホテルの2か所の調理場を24日から3日間の営業停止にした。
どちらもクリスマスにはかなりのカップルで賑わう所である。せっかく取った予約をキャンセルする客がいたり、営業できなくなったレストラン側からお詫びの連絡を受け取った客が出たりと今頃は大混乱しているはずだ。しかし、イブの夜にいい店を予約できなかった出遅れたカップル達にとってこれは絶好の機会である。食中毒で評判を落とした今こそ予約を簡単に取れるチャンスなのだ。ここは食中毒なんか恐れずにガンガン行くべきだぜ。もしも当たったとしても、ノロウイルスによる腸炎なんてせいぜい1日寝込んで点滴してもらえば回復する。その程度のリスクを恐れている臆病者には恋愛をする資格などないんだ。レストランの食事が原因で食中毒になったのなら、きっと代金も返してくれるし病院代も払ってもらえるぜ。デート代がチャラになるのなら貧乏なカップルには却ってラッキーじゃないか。それに当たるのは生牡蠣とかの貝類で、貧乏人の喰うようなメニューならたぶん影響はないぜ。
まあ実際の所、立て続けに食中毒を出すわけにもいかないから被害を出した店ではより以上に安全管理に気を配るだろうし、何も恐れることはないんだぜ。喰って喰って喰いまくれ!それがクリスマスのディナーのお約束だ。
えっ?オレはどこの店に行くのか?って、こんな混んでる日にわざわざ出かけるわけがないだろう馬鹿。
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