2004年12月01日(水) |
南海本線、痴漢少年たちの狂宴 |
携帯用URL
| |
|
10月11日の午後10時10分頃である。南海本線みさき公園発難波行きの電車の中で、一人の女子高生を襲ってる四人の少年がいた。女子生徒を座席に座らせ、両脇から挟むようにして座る二人と、前に立つ二人が取り囲み、25分間に渡って両脇の二人がその女子生徒の身体を触り、前に立つ二人がそれを見てはやし立てたという。この女子生徒が乗り換えのために岸和田で降りたところ、電車の中で触っていた二人は駅の男子トイレにその女子生徒を連れ込んでさらに10分間わいせつな行為を続けた。女子生徒は電車の中で「やめてください」などと助けを求めたそうだが、数人いた乗客は誰も助けようとしなかったという。
残念ながら南海本線には電車男さんはいなかったのである。
さて、オレが乗り合わせたらどうしていただろうか。こんな場面を見ていて何も行動を起こさないのはニッポン男児の恥である。ただ、相手が一人ならなんとかなるかも知れないが、四人でしかも屈強なヤツらだと正攻法では無理だ。しかも相手はもしかしたら折りたたみナイフなどの武器を携行してるかも知れない。オレがふだん所持してるもので武器になるのは胸に挿しているボールペンくらいだ。いちおうペンは剣よりも強いことになってるが、それは単なるものの例えであって実際はナイフには勝てない。
それよりももっと効果があるのは、野次馬を装うことである。その場で友人に電話を掛けるのだ。大きな声で「なあなあ、オレいま電車乗ってるんやけど、むっちゃすごい場面に遭遇してん。高校生の四人組がかわいい女の子襲ってるねん。ちょっと写真送るわ。な、すごいやろ。こいつらえげつないなあ」と。もちろん連中は怒るだろう。「おっさん、何さらすねん」とこちらに向かってくるだろう。
そのときにオレは、ふだん鍛えてる声を最大音量にして電車の中いっぱいに響き渡るような大音量で「おまえらこそ何さらしとんじゃボケ!」と怒鳴り、向かってこられたら外出時に持ち歩く頑丈な金属製のアタッシュケースを振り回して相手の顔面を狙う。顔に当たれば確実に鼻骨骨折くらいのダメージを与えることができるだろう。一撃したらすぐに離脱して相手の出方をうかがう。スキがあればふところに飛び込んで口元にパチキ(大阪弁で頭突きのこと)でも入れれば相手は歯が折れてぶっ倒れるだろう。それが大阪の古典的なケンカのやり方である。
しかしこのガキども、やってることはヤクザよりもたちが悪い。こんなヤツらは更正させなくていい。簀巻きにしてそのまま大阪湾に沈めてくれ。
前の日記 後の日記