2004年11月26日(金) |
こらババア、てめえが稼げよ! |
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借金返済のために高校2年の長女(17歳)を退学させ、風俗店で働かせたなどとして、新潟県警少年課と新潟西署は25日、新潟市のパート従業員の母親(40歳)ら3人を児童福祉法違反容疑で、風俗店経営水沢真理容疑者(30歳)を職業安定法違反(有害業務への紹介)容疑で逮捕したと発表した。ほかに逮捕されたのは新潟市愛宕1丁目、会社役員川上春樹(51歳)と妻圭子(40歳)の両容疑者。ただ、この夫婦は容疑を否認しているという。
調べによるとこの母親と夫婦は7月に長女を中退させ、新津市に風俗店を持つ水沢容疑者に紹介。同容疑者は複数の男性客に対し、長女にみだらな行為をさせたという疑いである。さて、雇用した店の方は少女の年齢を知っていたのだろうか。こういう場合は必ず18歳以上と偽って働いていたはずである。
この少女の母親は不動産投資などで川上夫婦に数千万円の借金があったという。数千万を一人の少女の稼ぎで返そうとするなんてむちゃだ。それよりどうしてそんな巨額の借金をこしらえてしまったんだ。健気にも母親の借金を返すために少女は風俗店で約1カ月間働き、その後別の派遣型風俗店で働いていたという。そこで得た報酬は全額、借金の返済にあてられたという。少女は10月になって、「耐えきれない」と高校時代の担任に連絡したことで事件が発覚し、少女は母親から引き離されて県の施設に保護された。
親のためにその身体を金儲けの道具にされて高校生活を中断させられた少女の無念さを想像すると、このような親は断じて許せない。なぜ娘を犠牲にしたんだ。40歳ならまだまだ現役バリバリだぜ。なにしろ大阪には60代70代でも現役の風俗嬢がいるという。それに比べればはるかに若い自分が風俗店で働けばいいじゃないか。娘を進学させるために母親が風俗店で働くのは美談である。だが、自分のために娘を風俗店で働かせるのは鬼畜だ。
戦前のまだ日本が貧しかった頃に、東北の農村から娘が家族のために身売りした自己犠牲の精神とは意味が全く違うのである。人間、つつましくともまっとうに働けば数千万の借金なんかできるわけがない。働かずに大金を手に入れようと一攫千金の夢を持つからそんな目に遭うのだ。そういうのは自業自得なのである。昔は借金のカタに娘をソープに沈めるのはヤクザのやることだった。今は血のつながった親が同様のことを平気でやるのである。ある意味、これは幼児虐待よりも深刻だぜ。
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