2004年11月22日(月) |
岩隈よ、阪神タイガースに来るんだ! |
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オリックスが近鉄を吸収合併した理由の中に、両チームの有力選手だけでチームを作れば、優勝争いができる強いチームが作れるという思惑があったことは否定できないだろう。もちろん、5位と6位が一緒になったところでたいしたことないと突っ込みを入れたくなる人もいるだろうが。
その合併構想の目玉はやはり元近鉄のエース岩隈久志である。松坂大輔と並んでパリーグの至宝と言っても過言ではない。その岩隈が合併球団でプレイすることを拒否している。大阪市内のホテルで行われた近鉄のOB会に出席した岩隈久志投手は、近日中に予定されているオリックスの小泉隆司社長との会談で「気持ちとして、まず(トレード志願の気持ちを)お伝えしたいです」とトレードを直訴することを明らかにした。
岩隈は11月15日、18日に仰木監督や中村GMと相次いで会談したが、その結果として「オリックスでプレーする気にはなれなかった」とコメントしている。両者の説得は功を奏さなかったのである。オリックス側は残留を前提に強硬姿勢に出ることは必至である。一方岩隈も任意引退も覚悟の上で交渉に臨む決意を固めてるという。そこまでイヤといってるモノを無理に引き留めても仕方ないだろう。イヤな職場で働くことは本人のモチベーションをかなり低下させるからだ。
岩隈にとって自分の愛したチームをぶっつぶしたヤツらの下で活躍したくなかったのはよくわかる。この際、トレードを認めてやって、相手球団も岩隈と釣り合うような選手はおいそれと出せないだろうから、高額の金銭トレードにしてやればどうか。阪神に交渉を持ちかけて15億円くらいで売り飛ばせばいいじゃないか。無理に残留させてもこれから年俸が高騰したら払えなくなるぞ。その前に阪神に売れば丸儲けだ。阪神も活躍するかどうかわからない外人にゼニを払うよりも、これからの活躍が計算できる岩隈にゼニを使えばいい。まだ24歳だからあと10年は確実に働けるぜ。
来季、阪神が本気で優勝を狙うなら20勝近い勝ち星が計算できる岩隈を取らなければならない。オレがこんなふうに考えるのは巨人の動向が気になるからだ。もしも獲得できるのならと巨人も絶対に岩隈は狙ってるはずだ。巨人は来季の抑えに木佐貫を起用するらしい。すると代わりの右の先発投手が欲しいはず。巨人なら選手がかなり余ってるので交換要員も出せるかも知れない。ますます阪神は不利だ。あとは岩隈が阪神ファンであることに賭けるしかない。
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