2004年11月13日(土) |
あなたはミス京大に選ばれました! |
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オレはミスコンテストが嫌いである。その理由は、応募者のレベルが低いからだ。世の中にはもっときれいな女がいくらでもいるのに、どうしてこんなが選ばれるのかと情けなくて涙が出そうになるのである。なぜホンマもんの美女を引っ張ってこないのか。拝み倒してでも連れてこないとダメだ。自分から出たがる女にろくなのはいない。
そんなくだらないミスコンテストを批判する連中も嫌いだ。「女性を容姿だけで商品化してる」とか文句をつけるわけだが、そういう文句を垂れるヤツに限っておよそ値段のつけようがないような変な顔である。美男美女に価値があるのは当たり前なのである。まだ容姿だけにでも価値があればマシな方で、世の中には容姿もイマイチで頭の中身も空っぽという人間の方が多い。美女とブスを同じように扱えなんて悪い冗談だ。松嶋菜々子と山田花子はドラマで同じ役なんてしないのである。男のくせにミスコンテストに反対する屈折した人間もいるが、こういうのはフェミニストを気取ることで女に好かれたいというゲス野郎の可能性が高い。
京都三大祭の一つ、京都大学11月祭(11/20〜11/23)で21日に開催が計画されている「ミス&ミスター京大コンテスト」をめぐり、学内で混乱が起きているという。主催の学生グループに対し、反対する学生団体がジェンダー(社会的性差)やスポンサーの問題などを指摘し中止を要求。公開で話し合ったが物別れに終わった。京大は伝統的にミスコン批判が強いだけに、「京大初」という企画の行方に注目が集まっている。
しかし、今から20年以上前の京大の11月祭ではもっと露骨な人身売買が行われていたのである。それは「恋人紹介」というシステムである。これはベニヤ板一枚あればできる商売で、そこに男は有料、女は無料で交際相手募集の掲示を行うことができ、男を買うのはタダ、女性のカードを選ぶときは有料という仕組みになっていた。巨大な板にOL、学生、女子高生などとジャンルわけされた女性のプロフィールが並び、一枚あたり200円払えば交際の権利が得られ、住所や電話番号が教えてもらえるのである。中には「上玉コーナー」「VIPコーナー」と銘打って、一枚500円でプロフィールが売られていたり、「熟女コーナー」「お買い得」として一枚50円で売られていたりした。これぞ元祖「出会い系」だったのだ。
そこには恋人を求める哀れな男女が関西一円から押し寄せた。そんなヤバい商売が白昼公然と大学の学園祭で行われていたのである。オレが卒業して数年後、学内で反対する団体の圧力によってこの「恋人紹介」は完全消滅してしまったのだが。実はオレも学生の時、友人に頼まれて恋人紹介にプロフィールを載せたことがあった。なんと、ちゃんと女性から電話が掛かってきて、デートしたのである。オレのプロフィールを選んでくれる奇特な女性もいたのだとオレは有頂天になった。三条京阪で待ち合わせて、そこから河原町三条に移動して喫茶店に入ったのだが、いきなり変な宗教に勧誘された。オレはたまらず「用事を思い出した!」と告げて速攻で逃げ帰ったのである。
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