2004年11月07日(日) |
ライブドア、ライオンズを買うんだ! |
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堤義明が取引先に毒まんじゅうを配った事件は、その毒まんじゅうを買い戻すという形で決着が付きそうである。そのためには数百億の資金が必要になってくる。そのゼニを工面するためにコクドは、所有する西武ライオンズ株を売却することになった。つまり球団の売却である。その話はなんと、楽天とプロ野球の新規参入を争って敗れたライブドアにも持ちかけられていたのだ。近鉄・オリックス合併に始まったこのプロ野球再編問題、いったいどこに向かって迷走するのかわけがわからないのである。
5位チームと6位チームが合併したときの余り物の戦力主体の楽天イーグルスと違って、ライオンズは日本一に輝いたチームである。松坂大輔のような人気選手もいる。そんな球団が売り飛ばされるのだ。話は西武が日本シリーズを戦っていた10月20日頃に遡る。ライブドアに外資系の証券会社を通じて西武ライオンズの売却話が持ちかけられていたのである。最低売却額は200億円、あまりに高額だったことと、楽天との参入競争の決着がまだついていなかったのでライブドア側は即座に断ったという。
この200億円というのは果たして高いのだろうか。 2001年オフにTBSはマルハから横浜ベイスターズの54%に当たる球団株を約140億円で買っている。それと比較したら決して高くはない。何しろ日本一のチームなのだ。それを安く買い叩こうとするなんて失礼じゃないか。
ライブドアの株価は底を打ってからは急上昇中だ。ここでたとえ200億円掛かってでも西武ライオンズ買収を決めれば、さらに値上がりするだろう。いまこそ楽天とのIT対決を実現するためにも、ダイエーを買収して参入してくるソフトバンクを粉砕するためにも、何が何でも堀江社長はライオンズを手に入れるべきだ。仙台市民も本音では楽天ではなくてライブドアを支持していたじゃないか。たかが100億円余分にゼニが必要だからといって、球団がまるごと手に入るチャンスはそうそう転がってるものじゃないぜ。必要な200億円を公募増資によって調達する方法だってある。あとは決断だけだ。
プロ野球参入レースに負けて没落した男として歴史に残るのではなく、日本一チームを買ったIT界の寵児としてほりえもんが君臨することをオレは期待してるんだ。ただ、もし本当に球団を買う気があるのなら、こっそりオレにだけメールで知らせてくれ。値上がりする前にライブドア株を大量に買っておきたいからなあ。インサイダー情報をよろしく頼むぜ!
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