2004年11月05日(金) |
携帯だけでなくテレビも取り締まれ! |
携帯用URL
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11月1日から、車を運転中の携帯電話使用(手に持って運転していたら使用と見なされる)に罰則が適用されることとなった。さっそく3日間で全国で6021人が摘発されたのである。普通車は反則金6000円ということだから、1日あたり2000人×6000円=1200万円の取り締まり収益があがったことになる。このペースで一年間捕まえれば43億8000万円になる。これらの反則金は警察OBが天下ることになってる関連企業が100%受注する道路標識などの設置費用になるのだ。取り締まれば取り締まるほど自分たちの老後が安心になるので警察が取り締まりに意欲を燃やすのもよくわかる。
確かに携帯電話を掛けながら運転しているヤツの中には危険な運転をするバカが多い。交差点で信号が完全に赤になってるのに堂々と突っ込んでくる命知らずのオバハンはたいてい携帯電話で話し中だ。交差点で右折や左折するときに指示器を出さないで曲がってくるドライバーも、片手が電話でふさがってるので指示器が出せないのだということが見ればわかる。こういう迷惑なドライバーを取り締まることはオレにも全く異論はない。
ただ、信号待ちや開かずの踏切待ちの時に電話を掛けてるのは必ずしも「運転中」とは言えないような気がする。オレとしてはあくまでこの検挙を「走行中」に絞って欲しいと思うのである。オレの通勤路にはラッシュ時には10分以上閉まってることもある開かずの踏切がある。ここで待ってるときの退屈さを癒すのは電話やメールだと思うのである。
オレが電話同様に危険に思うのはテレビ運転だ。走行中にテレビを堂々と見ているドライバーはかなりいる。音声中心のニュース番組ならさほど注視することはないかも知れないが、野球中継ならついつい見入ってしまうだろうし、アイドルの水泳大会とかならきっと乳ポロリを期待して運転どころじゃないだろう。少なくとも運転の危険を増すような装備は絶対に搭載すべきではない。走行中にテレビをつけていれば即検挙というふうにすべきだ。
オレは青信号で横断歩道を渡っていたときに突然左折してきたクルマに巻き込まれそうになって必死で飛び退いたことがある。ドライバーに向かって「どこ見て運転してるんじゃボケ!殺す気か。」と怒鳴ったらそのボケは「すいません、テレビ見てました」と答えたことがある。こんなヤツこそ取り締まるべきである。今度そういう馬鹿を見たら痛くないようにぶつかってやるぜ。(←それって当たり屋じゃないか!)
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