2004年10月15日(金) |
エッチなのはおまえじゃボケ! |
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プロ野球に加盟申請したライブドアと楽天に対する第2回の公開ヒアリングが10月14日、東京都内のホテルで開かれたが、ライブドアに対してはインターネット関連事業のアダルトサイトに関する質問が集中した。審査基準の一つに「公共財としてふさわしい企業、球団か」という項目があって、アダルトサイトが問題視されたのである。
アダルトサイトだけではない。ライブドアが製作・販売したエロゲー(エッチなゲームのこと)らしきものも存在するのだ。メイドさんしぃしーというゲームが2004年4月に発売されていたのである。残念ながらオレはエロゲーにはあまり詳しくないのでこのゲームがいかなるものなのかよくわからない。だからこの問題を論じるにはいささかその資格を欠くのだがそれでもあえて言おう。エロゲーは日本が世界に誇るオタク文化の中核をなすコンテンツであり、いまや萌えはわび・さびと並んで日本文化を代表する価値観であると。
時代の先端を行くIT企業のライブドアがエロゲーを作ってるのは当たり前なのである。青少年に夢や感動を与えるという点ではエロゲーも野球も同じで、エロゲーの与える夢が野球の与える夢に劣ってるとは思えない。野球のような特殊な能力を要求する世界よりも、誰でもやれるエロゲーの方が多くの若者に夢を与えるだろう。最近は女性の好むエロゲー(俗に言うホモゲー)も増えている。文句がある人も一度やってみればいいのである。その上で批判するなり賛成するなりすればいい。知らないくせにケチをつけるなと言いたい。
オレに言わせればエロゲーよりも讀賣のやってることの方がはるかに問題だ。オレの記憶では讀賣の弟分である報○新聞をはじめ、各スポーツ紙にはかなりエッチなページが存在する。あまり興味がないので詳しく読んだわけではないのだが、そこにはエロ小説あり、風俗店の突撃潜入レポートあり、たまにヌード写真ありと青少年の健やかな成長を阻害するコンテンツに満ちていたはずである。ライブドアのエロゲーやアダルトサイトを問題視するのなら、野球報道をするスポーツ各紙のそうしたページをなくすべきである。
エッチなページくらいならまだいい。○知レーダーという三行広告には、デートクラブや派遣型風俗店の広告が満載である。大人のレジャーなどという触れ込みで電話番号が記載されていて、これはまさしく売春防止法違反である。売春防止法の第六条第三項には「広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。」とある。三行広告はまさにこれに該当する。広告料をもらって売春の斡旋に手を貸している企業が公共財にふさわしくないことはいうまでもない。それでもライブドアを批判する資格があるのか。
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